カチン州の避難民200人余りにミャンマー赤十字と赤十字国際委員会(ICRC)が支援(10-1-2-1)
2014年01月20日付 The Voice 紙

ヤンゴン 1月16日

 国軍とカチン独立軍(KIA)との間で起きている戦闘で、住居を追われたカチン州プーターオー郡の避難民200人余りに対し、赤十字国際委員会(ICRC)とミャンマー赤十字協会が協力して支援を行ったと、ICRCのミャンマー担当副委員長であるマイケル・オブライエン(Michael O'Brien)が話した。
 カチン州プーターオー郡にある5つの村落から逃れた200人余りの避難民のために、基礎的人道支援を行ったと同氏は話した。
 その支援には、食料と毛布、防寒衣類などが含まれ、ミャンマー赤十字協会も食料とその他の支援物資を寄付したことを氏は話した。
 ICRCは先月から、戦闘での負傷に対する緊急手術の方法を、カチン州の地元の医者と薬剤専門家に指導し、必要な機器、技術支援も提供した。
 同様に、戦闘で重度の負傷をし、四肢を切断した人のために義肢を与えるという新たな計画も、ICRCとミャンマー赤十字が協力して実行に移している。
 その他に、カチン州の保健関係の施設、病院や診療所、刑務所での生活用水の十分な確保と、汚物処理方法改善への取り組みが、2004年から始まり、支援が行われている。

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( 翻訳者:石橋知士 )
( 記事ID:526 )