潜水艦「HQ183ホーチミン」、ベトナムへ向けて出発
2014年01月20日付 VietnamPlus 紙

 AVNインターファックス軍事通信社によると、ベトナムのためにロシアが建造した636キロ型に属す2番目のディーゼル(電気)潜水艦「HQ183ホーチミン」はアドミラルティ・ヴェルフィ造船所を出発し、ベトナムの軍事基地に向かい始めた。
 「ベトナム向けの2番目の潜水艦はアドミラルティ・ヴェルフィ造船所を出港し、カリーニングラードに向かっている。そこで潜水艦は、ベトナムに向けて海を渡るため、専用の輸送船に乗せられる予定である」。
 AVNインターファックスの情報によれば、潜水艦「HQ183ホーチミン」は、6週間後、つまり、2014年3月の初め頃にベトナムの海軍基地に到着する予定である。
 それに先立ち、潜水艦「HQ183ホーチミン」に関する技術査収文書に調印する公式的なセレモニーが、サンクトペテルブルクのアドミラルティ・ヴェルフィ造船所にて、2014年1月16日に開かれた。
 ベトナムは、グエン・タン・ズン首相がモスクワ訪問中の2009年、ロシアの636キロ型潜水艦6隻の購入契約を結んだ。
 契約には、これらの潜水艦の建造とともに、乗組員の訓練とベトナム側に必要不可欠なあらゆる後方支援技術設備の供給が含まれている。

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( 翻訳者:小池優佳 )
( 記事ID:579 )