ホーチミン市と根室市、水産分野で協力強化
2014年01月24日付 VietnamPlus 紙

 ホーチミン市人民員会のレー・マイン・ハー副委員長は1月24日午後、ホーチミン市を訪問中の根室市の長谷川俊輔市長と会談した。
 会談で、ハー副委員長は、ホーチミン市は根室市をはじめ日本の各地方との協力推進にとても関心があると述べた。現在、ホーチミン市では日本の多くの企業が貿易、経済、ハイテク等の各分野で効果的に投資を行っている。
 ハー副委員長は、2014年のホーチミン市と日本の関係が、双方の代表団の往来、投資促進、両国企業間の投資協力などを通じて、さらに強化されるよう希望した。ハー副委員長は、今回の根室市長のホーチミン市訪問が、特に農業や水産業など双方が共に関心を持つ分野において、両市の協力関係のさらなる緊密化に貢献するよう希望した。
 これに対し、根室市の長谷川市長は、民族の伝統的なテト(旧正月)を迎える準備で賑わうホーチミン市を訪問できたことに対する喜びの意を示すとともに、今回の訪問は、ホーチミン市の水産部門の企業を視察し、意見交換を行い、協力の可能性を検討することが狙いだと強調した。長谷川市長は、根室市は、現在水揚げ量日本一を誇っているサンマを初め、水産業に大きな強みを持っていると強調した。2010年からはベトナムにもサンマがお目見えし、現在まで約400トンがベトナムに出荷されている。長谷川市長は、両都市の文化、水産、人材育成などの各分野における今後の協力関係推進に対するホーチミン市指導部の支援・協力を希望した。

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( 翻訳者:加藤俊哉、石井恵梨 )
( 記事ID:587 )