ベトナム、フィリピン向け80万トンの米輸出契約を落札
2014年04月15日付 VietnamPlus 紙

 4月15日、ベトナム食糧協会(VFA)はベトナムの各企業が高価格でフィリピン向けに砕米15%入りの米80万トンを供給する契約を落札したと明らかにした。
 引き渡し期間は5月から8月末までである。
 VFAによると、5月13日までに各企業は270万トンの米を入手する契約を交わし、輸出は140万トンに達した。
 農業・農村開発省の栽培局によると、現在、まだ収穫していない冬春米の作付面積は約10万ヘクタールあり、50万トンの稲(米だと約25万トン)に相当する。
 一方、米を買い上げている各企業は、100万トン当たり80~90万トンを一時的に備蓄しており、現在稲の価格が先週と比べて1キロ当たり200ドン以上上がっている。具体的には水田の稲(IR50404品種)は1キロ当たり4400ドンで、高品質のものは1キロ当たり4700~4800ドンとなっている。
 フィリピンに米を供給する契約を落札したことにより、メコンデルタにおける米価格が今後かなり高騰すると予測される。

Tweet
シェア


 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:高見彩華 )
( 記事ID:643 )