国際参入に関する国家指導委員会の設立
2014年04月24日付 VietnamPlus 紙

 4月23日、政府首相は国際参入に関する国家指導委員会(以下、「国家指導委員会」)の設立に関する「首相決定596号」に署名した。
 国家指導委員会の委員長はグエン・タン・ズン首相である。副委員長は、ヴー・ヴァン・ニン副首相、ヴー・ドゥック・ダム副首相、ファム・ビン・ミン副首相(訳注:正確にはミン副首相兼外務大臣)が務める。国家指導委員会は次の3つの関連する指導委員会を持つ。ミン副首相が委員長を務める政治、国防・安全保障の国際参入に関する国家指導委員会、ニン副首相が委員長を務める経済の国際参入に関する国家指導委員会、ダム副首相が委員長を務める文化、社会、科学・技術、教育・訓練育成の国際参入に関する国家指導委員会である。
 国家指導委員長である政府首相がスケジュール多忙の際には、政治、国防・安全保障に関する国家指導委員長である政府副首相(訳注:すなわちミン副首相)が政府首相である国家指導委員長に代わり同委員会の全体業務を運営する。
 国家指導委員会は、外務大臣、商工大臣、労働・傷病兵・社会問題大臣、政府官房長官の4名の常任委員と、国防省、公安省、計画投資省、財政省、司法省、科学技術省、教育・訓練省、文化・スポーツ・観光省からの代表8名の委員で構成される。
 国家指導委員会は政府を補佐し、首相に対し、国際参入に関連する方向性、戦略、大局的な対策を提出し、それぞれの時期において集中的に指導、運営が必要な国際参入に関する重点任務を提案する。
 同時に、国家指導委員会は、各省庁、政府の関係部門、各省・中央直轄市の人民委員会が国際参入に関する大局的な方針、政策を実施し、国際参入に関連する重要問題を解決するように政府と政府首相が指導するに際し、補佐を行う。また、各省庁、政府の関連部門、各省・中央直轄市の人民委員会が協力、監督して足並みを揃え国際参入に関する方針、政策を実施するよう、政府、政府首相を補佐する。
 加えて国家指導委員会は、国際参入に関する各種任務の実施状況をとりまとめ、党政治局、党書記局、政府、政府首相に定期的に報告し、政府首相に分担されたその他任務を実施する任務も有する。

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( 翻訳者:小谷岳、讃井綾香 )
( 記事ID:664 )