≪週刊ニュース≫森林伐採のため、カロー市飲料水枯渇(10-15-17-2)
2014年04月28日付 The Voice 紙

 シャン州南部のカロー郡において、マツ林や森林の伐採が増え、近年乱伐が加速しており、今夏は湧水が減少して生活飲料水の枯渇という事態に陥るだろうということが、地元住民の話しからわかった。
 「マツの都」に定められているカロー郡では、種々のプロジェクトや経済事業を展開するために土地の区画売買が増え、マツ林を伐採して土地整備が進められていることもあって、森林が消滅してきていると地元民女性のドー・キンソー氏は語った。
 「ここ1、2年の間に森林の乱伐が行われており、今後もそれが続けられるなら、地元住民の飲料水の確保は一層困難になるだろう」と同氏は述べた。
 マツ林が乱伐により消滅してきているのを食い止め、分水嶺地域の水源を維持管理するために、保護林地区内に調査地を定めて、植林、保全に努めていると、カロー郡の森林局の幹部職員の一人が説明した。
 同郡内のティーカウン村落区、ヘーホー村落区、またピンラウン郡のスィンタウン村落区等において、住民は生活飲料水枯渇の問題に直面している。

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( 翻訳者:小澤真歩 )
( 記事ID:670 )