中国によるベトナムの排他的経済水域及び大陸棚における掘削リグ（海洋石油981）の違法な設置を前に、数日前、ビンズオン省，ホーチミン市，ビンフォック省，ドンナイ省の各工業団地と輸出加工区において、中国によるベトナムの海と島の主権対する挑発と侵害に反対を表明するための労働者による街頭行進と集会が行われた。
　しかし、若干名が、台湾、中国とその他の国々が投資する企業で働く労働者を過度に刺激、扇動し、会社の門塀、壁、財産のいくつかを破壊し安全秩序を乱した。さらに、混乱状況を利用し略奪行為を働き内部を破壊し、警備員と職員に暴力行為を働いた輩もいる。
　こうした状況に鑑み、各地方の指導部は、事態の鎮静化を図るため直接現場に赴き保護対策の実施について各関係機関に指導を行った。
　同時に、（各地方の指導部は、）独立と主権の防衛と領土保全の堅持を掲げる党と国家の観点を理解するよう、各工業団地の労働者に集中的に周知し働きかけ、平和、安定、協力、発展の環境を維持し、平和的手段によって海上のあらゆる係争を解決して、平静と自制に努め、法律違反を犯す悪い輩の扇動には絶対に従わないよう呼びかけた。
　各地方は法律の規定に正しく従って、この状況を利用し人々、企業、国家を動揺させこれらの財産を破壊した者を厳格に処分し、法律違反行為を行うよう他人に強いた輩を断固として鎮圧することを指導する。同時に、各投資家と労働者の正当な権利と利益の保護を目指し、事態の早期の安定に注力することも指導する。

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（ 翻訳者:一橋弘人 ）
（ 記事ID:733 )