教育訓練省は通達第18号（2014年）を出し、中学校と高等学校の入学選抜において優先的に加点される対象者を追加することを定めた。
　これによると、以下の３つの対象者が追加された。①枯葉剤に汚染された抗戦活動家の子弟、②1945年1月1日以前の革命活動家の子弟、③1945年1月1日から1945年の8月蜂起（訳注：1945年8月にベトナム独立同盟が起こした革命）までの革命活動家の子弟。
　この通達は2014年6月2日から発効する。
　この通達の内容は、2014年4月に教育訓練省が公布した「中学校・高等学校の入試選抜規定」の第7条第2項ａに追加される。
　公布された規定によると、第7条第2項ａは優先的に加点される対象者には3つのグループが含まれると定めている。対象グループ１には、烈士（訳注：革命側の戦没者）の子弟、労働能力を81％以上失った負傷兵の子弟、労働能力を81％以上失った病兵の子弟、負傷兵のような政策対象者証明書を発給されている人で、労働能力を81％以上失った負傷兵のような政策対象者証明書を発給されている人の子弟。
　対象グループ2には人民武装勢力英雄（訳注：軍隊や公安で功績を上げた人物に贈られる称号）の子弟、労働英雄（訳注：労働活動で功績を上げた人物に贈られる称号）の子弟、英雄的ベトナムの母（訳注：烈士を夫や子供に持つ女性）の子弟、労働能力を81％未満失った負傷兵の子弟、労働能力を81％未満失った病兵の子弟、負傷兵のような政策対象者証明書を発給されている人で、労働能力を81％未満失った負傷兵のような政策対象者証明書を発給されている人の子弟。
　対象グループ3には、片親もしくは両親が少数民族の人、特に困難な社会・経済的状況に置かれている地域に在住し勉学している人が含まれる。

Tweet

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:一橋弘人 ）
（ 記事ID:824 )