90万人以上が高校卒業試験を受験
2014年06月02日付 VietnamPlus 紙

 6月2日朝、全国で12のブロックの高校生たちが外国語の試験を皮切りに2014年の高校卒業試験に正式に突入した。

   刷新は受験者たちに有利となる

 教育訓練省の統計によると、今年、全国で試験に登録している生徒数は91万0831人にのぼり、その中で高校生は82万3796人、補習課程の生徒が8万7035人である。
 例年と比較すると、今年の高校卒業試験は受験生にとって有利で重要な刷新が多くある。
 第一に、例年の6科目受験から4科目受験に変わり、そのうち数学と国語の2つだけが必修科目となった。他の二つの試験科目は、外国語、物理、化学、歴史、地理、生物の中から受験生自らが選択する権利がある。受験生のほとんどは、大学入試科目と一致するように卒業試験の科目を選択する。
 具体的には、化学を選択した生徒の数が最も多く、受験生全体の57.62%にあたる52万4780人にのぼった。
 次に人気の物理は、受験生全体の48%を占めた。生物を選択した生徒は、約31%を占めている。また、外国語は受験生全体の約16%を占めた。
 特に、社会科の2科目である歴史と地理を選択した生徒の割合もかなり高かった。その中で地理を選択した生徒は36%以上を占め、32万9880人にのぼる。また、歴史を選択した生徒は受験生全体の11%以上を占め、約10万5000人にのぼった。
 受験生は科目ごとに選択するので、今年の高校卒業試験の試験科目数は8科目になる。科目ごとに試験室を配置しているため、試験を受ける人が少ない科目では、受験生が10人以下の試験室が多くあり、1人・2人しかいないということもあった。特に歴史の科目では。
 第二に、試験時間の調整である。今年は8科目あり、試験日程は例年の3日間に変わって2.5日間となった。
 具体的には、毎日三科目のテストがある。数学と国語の二科目にあてられた2つ時間帯(午前、午後)を除くと、各時間帯(午前、午後)に二つの科目を受験する。二科目の間には70分間の休憩が用意されていて(同じ時間帯に二科目登録している場合)、前の科目の仕事を終えた試験監督が次の科目の準備をする。

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( 翻訳者:広瀬美佳 )
( 記事ID:839 )