6月4日午後、ハノイにおいて、グエン・チー・ヴィン国防次官はベトナムを訪問中の米国国防省アジア太平洋地域安全保障問題担当のケリー・マグサメン筆頭国防次官補代理の表敬を受けた。
　ヴィン国防次官はマグサメン次官補代理のベトナム国防省訪問を歓迎し、ここ数年間、越米関係がますます良好に発展していることを強調した。
　両国が樹立した包括的パートナーシップのうち、国防協力分野では、幹部養成協力、人道的救助の経験交流、自然災害への対応、安全保障と航行の安全の確保などの点で新たな発展の歩みがうかがえる。
　マグサメン次官補代理は、ヴィン国防次官が一行のため時間を割いてくれたことに謝意を述べ、今後、両国は情報交換を密にして、ハイレベルの軍代表団による相互訪問を進め、両国が締結した二国間の国防協力覚書を円滑に実施し、国防協力の効果を高める必要があること、またベトナムにおける戦後処理を推進する必要があると述べた。
　会見で、マグサメン次官補代理とヴィン国防次官の双方は、米国国防省の各ハイレベルによるベトナム公式訪問に関する若干の内容についても意見交換を行い、本年9月に開催される予定の越米間国防政策対話における内容を準備した。

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（ 翻訳者:石井恵梨、高見彩華 ）
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