ベトナムは行方不明(MIA)兵捜索でアメリカにすすんで協力
2014年06月27日付 VietnamPlus紙

 6月27日朝、グエン・チー・ヴィン国防次官(上将)は、アメリカ国防総省POW/MIA(捕虜・戦闘中行方不明)問題担当の国防副次官補と会談した。
 会談でグエン・チー・ヴィン次官は、訪越したウィンフィールド国防副次官補およびその訪問団と会談できたことの喜びを表明し、戦争はもう遠い過去のものになったが、MIA活動(ベトナムで戦争中に行方不明となったアメリカ兵の捜索)はさらに一層積極的に展開する必要があると強調した。アメリカ側と接触する時には、ベトナムは常にMIA協力問題に言及しており、それはベトナムが第一に関心をもっている協力の一つであり、ベトナムはこの活動ですすんでアメリカを支持していると強調した。
 これはベトナム政府とベトナム人民の人道性と善意を体現し、ベトナム戦争で行方不明となった親族をもつアメリカの家族の苦痛や喪失感を和らげることに貢献している仕事である。またヴィン上将は、不発弾・地雷除去や枯葉剤(ダイオキシン)除染問題などの戦争後遺症によって引き起こされた問題をアメリカは引き続きベトナムと共に解決することも提案した。
 ウィンフィールド国防副次官補は、ベトナム戦争で行方不明となったアメリカ兵の捜索と遺骨収集において、ベトナム政府、同国人民、同国退役軍人の貴重で効果的な協力に感謝した。また、ベトナム戦争で行方不明となったアメリカ兵とベトナム兵の遺骨の捜索・検証を進めている両国合同作業チームが成果を収められるよう、今後、ベトナムとアメリカが引き続きアイデアを考えて出し合い、情報を交換し、有利な条件を作り出すことを期待すると述べた。
 同日、ヴィン次官(上将)は、ベトナムを訪問中のインドネシア国軍軍事顧問団(団長はインドネシア国軍国際協力センター所長のスエソロ准将)と会見した。
 この会見でヴィン上将は、今後ベトナムとインドネシア双方が防衛協力強化に関する覚書を引き続きしっかり履行し、事故救助の人道的互助、海難に会った漁民救助、捜索救助の合同訓練や経験の交換、災害・事故の危険の早期警戒情報を交換する仕組みの構築などを行なうよう提案した。

(訳注:MIA=missing in action 戦闘中行方不明、作戦行動中行方不明。戦闘中何らかの理由で行方不明になった兵隊を指す。ちなみに戦死が確認された場合はKIA=Killed In Action、捕虜になった場合はPOW=Prisoner Of War、敵前逃亡や脱走兵となった場合は無断離脱AWOL=Absent Without Leave)

Tweet
シェア


 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:一橋弘人)
(記事ID:917)