国家主席、代表的なベトナムの経営者100人と会う
2014年10月11日付 VietnamPlus 紙

 「ベトナム経営者の日(10月13日)」に際して10月11日に、国家主席官邸において、国家主席チュオン・タン・サンは100人を越える2014年の「代表的なベトナムの経営者」と面会した。
 ベトナム商工会議所会頭のヴー・ティン・ロックは、ベトナム企業の活動状況に関する国家主席への報告で、以下のように明確に指摘した。今年の初めの9か月間に全国で5万3000の企業が新たに設立され、1万1872の企業が再び事業を始めた。しかし、4万8330の企業が困難に瀕しており、倒産するか事業を停止せざるを得ない状況にある。
 激しい競争の中で、黒字を出している企業の割合は29.7%から32.9%に上がった。企業の抱えている問題点の大部分は各省庁によって解決された。多くの地方は、困難を取り除くために企業と地方の指導部の間にホットラインを設けた。
 和やかな雰囲気の中で、各代表は国家主席に対して、行政手続や税の優遇に関し、企業にとっての困難や障害を引き続き取り除くための条件をつくり、大きな集団(グループ)と中小企業との平等をはかるよう提案した。
 各代表はまた政府に対して、経営に関する法律文書の体系を整理し、労働者の権利と企業の競争力維持の調和をはかるために労働者の最低賃金引き上げのロードマップをもつことで、引き続き経営環境を改善するよう提案した。
 そのほか、国家は企業がアプローチできるように、政策の中で融資の基準を調整する必要がある。審査・監査におけるベトナム商工会議所の役割の強化と共に、多くの代表は、適切だと認められれば、いくつかの公共サービスを企業協会に委託させるべきだと提案した。

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( 翻訳者:土岐健太、西田雄一 )
( 記事ID:1071 )