インド、ベトナムの国防・安全保障の近代化支援を約束
2014年10月28日付 VietnamPlus 紙

 国営ベトナム通信社(TTXVN)の特派員によれば、10月28日、インドのナレンドラ・モディ首相は、グエン・タン・ズン首相との会談直後の記者会見で、国防・安全保障分野におけるベトナムとの協力は二国間関係のなかで最重要の柱のひとつであることを強調した。
 モディ首相は、双方がテロ対策協力を含む治安分野における協力の強化で合意したと述べた。
 インドは、人材育成プログラムの拡大を重要な基盤として、共同演習の実施、国防産業分野での協力を含む国防・安全保障の近代化においてベトナムを支援することを約束した。ベトナムがインドから新たな巡視船購入するため、インドは1億米ドルの融資を迅速に行う。
 ズン首相とモディ首相はともに、それぞれ国は、伝統的な友好関係の維持、発展と二国間の戦略的パートナーシップを重視する政策を貫くことを確認した。
 双方は、戦略的パートナーシップをより深化させること、また、特にすべてのレベルとチャネルを通じた訪問と交流の促進、2020年に二国間貿易額を150億米ドルへ引き上げること、国防・安全保障に関する具体的な協力を推進することなど、各分野における協力の強化について意見が一致した。
 一方、双方は、地域と国際の各枠組において引き続き効果的かつ緊密に相互協力すること、平和、安定、安全、航行と航空の自由を保障することの重要性と、とりわけ1982年の国連海洋法条約をはじめとする国際法に基づき平和的手段によって南シナ海における各係争を解決することの重要性を確認した。
 ズン首相は、ベトナムとして東南アジアに対するインドの「ルックイースト(東方)政策」を支持するとともに、地域と世界においてインドの役割の重要性が増すことに明確な支持を表明した。
 同首相は、ベトナムが南シナ海問題に関するインドの立場と、南シナ海におけるベトナムの排他的経済水域と大陸棚での石油・ガスの探査と開拓にあたりベトナムとの継続的な協力につき高く評価すると強調した。
 モディ首相は、ズン首相がデリー訪問の前にブッダガヤを訪れたことからも明らかなように、両国が文化面と精神面で長きに亘る密接な結びつきを強調した。
 同首相は、発展途上にあるインドとベトナムが、常に相互支持を堅持し、最も困難な時期にともに手を取り合って協力してきたことを強調した。インド国民は、あらゆる国難と試練を乗り越えてきた勇気と決意高きベトナム国民に最高の敬意を払う。
 モディ首相は、両国の協力関係は繁栄を推進するための重要な要素であり、地域の平和と安定の強化に必要な要素であると強調した。
 両国は、航行の自由、自由貿易および国際法に基づき平和的手段により海上の係争を解決することを含む海洋の安全保障において共通利益を有している。

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( 翻訳者:辛川翔太、渡辺杏里 )
( 記事ID:1137 )