11月４日午後、党本部において、越日友好議員連盟会長を務めるトー・フイ・ルア党中央組織委員長（党政治局員）が、講義のためベトナム訪問中の吉田耕三人事院人事官率いるシニア専門家の代表団と会見を行った。
　会見の中で、ルア委員長は、日本国際協力機構（JICA）の支援による「幹部・行政官養成のためのホーチミン国家政治学院と国家行政学院の能力向上」プロジェクトにおける「第５学科高級幹部候補養成」クラスで講義を行うため、ベトナムを訪問した一行を歓迎した。
　ルア委員長は、国土の工業化と近代化を力強く推進し、主体的かつ積極的に国際社会に参入する時代にあって、国家建設のニーズに応える人材育成・訓練分野を含む多くの分野における日本のベトナムに対する効果的な協力と支援を高く評価した。
　ルア委員長は、ベトナムの実践的要求に見合った幹部の育成・訓練に貢献するとともに、越日の広範な戦略的パートナーシップの一層の強化に寄与すべく、日本が引き続き経験を共有し、ベトナム、就中ホーチミン国家政治学院との各協力プロジェクトに向けた協力と支援に期待すると述べた。
　吉田人事官は、ベトナム訪問に喜びを表し、ここ数年の日越関係の包括的な発展ぶりを高く評価し、日本として、行政官等に対する人材育成・訓練業務および管理指導能力向上についての経験の共有の中でベトナムとの協力を極めて重視しており、「アジアにおける平和と繁栄のための戦略的パートナーシップ」をより持続的に、かつ深化させるよう寄与すると強調した。

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（ 翻訳者:辛川翔太 ）
（ 記事ID:1141 )