12月25日、票検査委員会は、党政治局の決定に従い、国会党団（以下、「国会内党グループ」）の指導部57名に対し実施された2014年の信任投票の結果を公表した。
　今回の信任投票は、各国会副議長（党政治局員あるいは党書記局員の職にある者を除く）、民族評議会議長、国会の各委員会の委員長、民族評議会副議長、国会の各委員会の副委員長、国会常務委員会に属する各委員会、各機関の長に対し実施された。
　票検査委員会を代表し、同委員会の委員長であるグエン・ハイン・フック国会事務局長（党中央委員、国会内党支部党員、国会事務局内党委員会書記、国会内党支部官房長）は、党政治局決定に従い、国会内党支部で活動中の指導部57名に対し実施された2014年の信任投票結果を公表した。
　今回の信任投票では、「高信任」、「信任」、「低信任」の３点について評価を検討した。信任投票の対象者は、業務に対する点検（訳注：自己批判と同様に自らの仕事振り、成果などをチェックすること）も併せて報告を行った。信任の評価は、対象者の業務および党活動の過程における成果、資質、道徳、生活態度に基づき評価された。
　有効票117名に対する検査の結果、最も高い信任票を得たのはウオン・チューリュー国会副議長が109票（93.16％）、続いてフイン・ゴック・ソン国会副議長が108票（92.31％）、チュオン・ティ・マイ国会社会問題委員長が105票（89.74％）となっている。これに引き続き、高信任票を得たのはグエン・キム・ホア国会国防安全委員長が104票（88.89％）、チャン・ヴァン・ハン国会対外委員長が102票（87.18％）である。
　信任投票は、規定、手続きに正しく従って、民主性、公開性、客観性かつ正確性を確保し実施された。
　国会内党支部が同党支部で活動中の指導部に対し信任投票を実施したのは初めてである。（今後）信任投票は、国会内党支部大会任期の３年目に定期的に行われる予定である。
今回の信任投票実施後、引き続き国会事務局内の党支部において信任投票が実施される。

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（ 翻訳者:佐久間るみ子 ）
（ 記事ID:1213 )