インド、ベトナムに高速巡視船を供与
2014年12月19日付 VietnamPlus 紙

 RFI(ラジオ・フランス・インターナショナル)によると、12月18日、インドのマスコミは、インドが近くベトナムに売却する予定の船舶の概要について、インドの国営造船企業幹部が語ったと報じた。
 トリビューン・ニューズ・サービスのウェブサイトによれば、ベトナムに供与される船舶は高速巡視船で、外装は特殊なアルミニウム製だという。各種の商船や軍艦の建造を専門とする、コルカタ(カルカッタ)にある、国営ガーデン・リーチ・シップビルダーズ・アンド・エンジニアズ(GRSE)グループのAK.ヴァルマ会長兼CEO(元海軍少将)によると、同社は既にベトナムに供与する船舶の技術的特徴に関する説明書をベトナム側に渡しているという。同氏がニューデリーで述べたところによると、供与される船舶の全長は37mで、インド海軍の同クラスの艦船に比べ13m短い。また、ベトナムは同様の船舶7~8隻の購入を希望しているという。
 インドは、東アジアでの影響力を拡大する政策(アクト・イースト)の下、最近、ベトナムに対し、防衛装備購入用として、最大1億ドルの融資枠を供与した。今回の巡視船の購入も同融資枠を利用したものになる。
 また、インドのNDTV(ニューデリー・テレビ)によると、ガーデン・リーチ・シップビルダーズ・アンド・エンジニアズ・グループは高速戦闘艇(排水量140トン)の供与についてベトナムと交渉に入ったという。さらに、フィリピンに軽フリゲート艦2隻を供与するための入札を行っているという。
 インドのマスコミは、ベトナムは他の当事国5か国とともに南シナ海の海と島の領有をめぐって中国と係争中だと指摘している。インドは、インドと北東および東南アジアとの交易はすべて南シナ海を経由することから、同海域の航行の自由に関する権利の防衛を主張している。

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( 翻訳者:一橋弘人 )
( 記事ID:1233 )