国会と各レベル人民評議会の女性議員の比率が高まる
2014年12月31日付 VietnamPlus 紙

 12月31日午前、ハノイにおいて、ベトナム祖国戦線中央委員会常任委員会(以下、「祖国戦線」)とベトナム女性連合中央議長団(以下、「女性連合」)との間で、第14期国会の女性議員と2016-2021年任期の人民評議会(訳注:地方議会)における女性議員の比率増加に寄与するための協力プログラムが締結された。
 締結式典には、ベトナム祖国戦線中央委員会議長のグエン・ティエン・ニャン党政治局員が臨席した。
 プログラムは、外務省と国連開発計画による「国際参入に貢献する女性幹部の指導力向上プロジェクト」の支援に基づき作成された。
 祖国戦線と女性連合の協力プログラムでは、選挙業務への参加および女性幹部業務に関する助言の提供に際し、双方の機関の間で緊密な協力を強化することが見込まれる。
 双方の機関は、諮問及び政策提案の協力を含め、女性幹部業務、特に国会議員及び人民評議員に立候補する女性についての積極的な推薦、選挙プロセスにおける監査など、各種のプログラムを実施する。
 また、双方は、女性幹部、国会及び人民評議会への女性立候補者、女性国会議員、女性人民評議員の能力向上に向け協力し、女性幹部ネットワークを構築するとともに、女性の地位、役割、能力と男女平等に関する各レベル、各部門、国民の意識向上と選挙業務に関する普及宣伝を行う。
 式典において、ニャン祖国戦線議長は、女性の国会議員と人民評議員の割合を増すことは、党の要請のみならず女性界、中でも社会の期待であると述べた。
国土が最も困難な時に、女性は国が立ち上がり民族の歴史を造る原動力を生むことに貢献した。女性は、男性に劣ることはなく、政治を行う能力がある。
 このことは紀元後40年代から見られる。43年にチュン・チャックとチュン・ニーの姉妹が義軍を起こし、侵略戦争に対抗し民族独立を勝ち取った。200年後、チェウ夫人も兄とともに義軍を起こし、民族解放の意思を鍛えることに貢献した。
 フランス、アメリカとの戦争の中、ヴォー・ティ・サウ、グエン・ティ・チェン、グエン・ティ・ディンなど英雄的女性モデルは、闘争の過程で国を立ち上げ守るために女性が貢献する姿を見事に表した。女性は民族とともに行動した。
 双方が締結した5つの内容の高く評価し、これに同意した上で、ニャン議長は、国会と人民評議会の女性議員の比率を35%以上にすること、2015年から直ちに候補者リストを準備する必要があることを強調した。
 祖国戦線は、女性連合とともに各種ガイドラインを統一することを約束し、また立候補者推薦と女性幹部の能力向上に合意した。
 国会は、国家の最高権力機関であり立憲権と立法権を有し、また人民評議会は地方における国家の権力機関である。国会と各レベル人民評議会に参加する女性の比率が高まることは特に重要な意味がある。
 これら高度な権力機関において女性が比率を占めることは、男女双方の考え方と経験を踏まえた各政策が策定、施行、実施されるのを保障するための条件であり機会となる。この際に、政策は女性と男性のニーズにより良く対応するだろう。
 現在、女性国会議員の比率は24.4%、女性人民評議員の比率は省レベルで25.7%、県レベルで24.6%、基礎レベルで27.7%である。
 人民評議会における女性議員の比率は、前期と比べると増加したものの、党政治局決議の「男女平等に向けた国家戦略」の目標とはまだかけ離れており、女性国会議員の比率は減少傾向にある。
 1997年、女性国会議員の比率は26.2%で、女性国会議員が多い国世界トップ10に位置していた。しかし、2012年までにベトナムで、女性国会議員の比率は24.4%、世界第44位と順位が下がった。
 2007年4月27日の「国土の工業化、近代化の時代における女性業務」に関する第10期党政治局決議では、「2020年までに国会と各レベル人民評議会の女性議員の比率を35%から40%に引き上げるべく奮闘する」として目標の指標を確定した。
 「2011~2020年までの男女平等に向けた国家戦略」では、2016~2020年任期の国会と各レベル人民評議会の女性議員の比率を35%まで引き上げることを確定した。

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( 翻訳者:高木陽奈子、塙真知恵、榛澤萌、松本愛理 )
( 記事ID:1271 )