ガクマの海戦27周年にチュオンサ(南沙)の退役軍人500人近くが再会
2015年03月14日付 VietnamPlus 紙

 ガクマの海戦から丸27年経ち(1988年3月14日~2015年3月14日)、かつてチュオンサ諸島(訳注:南沙諸島)での戦闘に参加した全国の退役軍人500人近くが、3月14日午後、フーイエン省トゥイホア市において感激の再会をはたした。この会合はチュオンサ退役軍人会連絡委員会によって開催された。
 この感動的な会合で、退役軍人たちはチュオンサ諸島やその海、そして民族の勇壮な年月にまつわる歌を歌い合った。チュオンサにおける浮島や沈む島についての話しが、彼らによって深い思い入れと感激をもって語られた。
 ガクマ島で戦闘した兵士のレ・テー・ソンさん(カインホア省カムラン市在住)は、涙ながらに語った。「軍隊に入ってから30年経ち(1985年2月より)ようやく、このように多くの戦友たちと再会することができた。ガックマ島での戦闘の日々の思い出が次々とよみがえってくる。フーイエンに来て、ティンとズー(ガックマ島の戦いで亡くなった64人の烈士のうちの2人であるチュオン・タン・ティンとファン・タン・ズー)に線香をあげ、かれらのこと、かれらの顔を思い浮かべた」。
 ガクマ島で暮らし戦闘した日々について語る時、チャン・ヴァン・フンさん(フーイエン省トゥイホア市在住)は声を詰まらせた。「どれほど時間が経っても、私は1988年のガクマ島で起きたことを忘れることはできません。考える度に私の胸はしめつけられます。非常に多くの戦友がこの海域で亡くなりました。彼らはまだとても若く、恋人がいない人もいました」
 ガクマ島で亡くなった烈士チャン・ヴァン・フオンの娘、チャン・ティ・トゥイ少尉(カインホア省カムラン市在住)は手に祖国の旗を持ち、感激した面持ちで心情を語った。「ここに来て、チュオンサでの戦闘の日々について、そして父の犠牲について、みなさんのお話しをうかがい、私はとっても感激しました。きょう、父は戦友のみなさんのところに戻り、共に喜んでいることと思います」
 この会合で、ソンさん、フンさん、トゥイさんと共に、島への思い、戦友への思い、父への思いは退役軍人の人たちにチュオンサに行きたいという願望を共有させた。彼らの気持ちは、常にチュオンサを気にかけ、かつてのチュオンサの兵士を痛恨の思いで思い出すベトナム人民の共通の気持ちである。
 会合が終わると、戦友たちの間で美しい花束や固い握手がかわされた。別れる前、かつてのチュオンサの兵士たちは、音楽家フイン・フオック・ロンの歌「チュオンサはとても近い」を大声で歌った。「君は波間にいて、島を守っているのが見える。郷土の島を日夜、海のなかで見守る」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:今井昭夫 )
( 記事ID:1295 )