国家主席、日本の内閣官房副長官と会見
2015年04月12日付 VietnamPlus 紙

 チュオン・タン・サン国家主席は4月12日午後ホーチミン市で、日越大学設立プロジェクトのためベトナムを訪問している日本の世耕弘成内閣官房副長官をはじめとする日本の代表団と会見した。サン国家主席は、世耕官房副長官に対し、天皇・皇后、安倍晋三首相へのあいさつの言葉を伝えた。
 サン国家主席によると、日越大学は非常に重要なプロジェクトの一つであり、日越友好議員連盟をはじめ、両国政府も大きな関心を寄せている。
 同大学の設立により、ベトナムは高度な科学技術を有する日本の教育に直接アクセスすることができるようになる。また、同大学の設立は、ベトナムと日本の科学技術のレベルの差の縮小にとっても有益なものとなる。
 サン国家主席は、日越大学の設立プロジェクトは急ピッチで進められていて、2016年の秋には最初の修士課程が開講される見込みだと述べた。また、サン国家主席は、「プロジェクトをより迅速に推進するためにも、両国は、具体的、綿密、そして、科学的なスケジュールを立てる必要がある。ベトナムと日本の指導者の決意により、日越大学が一日も早く実現すれば、それこそ両国のよき関係が再確認される」と述べた。
 世耕官房副長官は、サン国家主席の応接に衷心から感謝し、今回のベトナム訪問の目的は、日越大学設立プロジェクト推進に向けた、ベトナム側関係者との協議だと説明した。
 また、日本側代表団は、修士課程のプログラムや教授陣の確保などについて、ハノイ国家大学とも協議した。日本側は、プロジェクトの調整のため、来る6月に大学教授や専門家らをハノイ国家大学に派遣する予定である。
 世耕官房副長官は、「日越大学設立プロジェクトは極めて重要である。よって、日本政府もプロジェクトの早期実現に向け、尽力し、促進してきた」と確認した。
 日越大学設立プロジェクトの投資総額は3億ドル以上で、その内、2億ドルは日本のODAから、1億ドルは日本企業からの拠出で、残りはベトナム側の拠出になる。なお、日越大学は、ハノイ国家大学傘下の大学となる予定である。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:島田実可子、西晶子 )
( 記事ID:1360 )