ヤンゴンでは暑さのために1日に3人死亡
2015年05月06日付 The Voice 紙

 ヤンゴン管区域では4月末から再び気温が上がり始め、5月4日にはミャウッオウッカラパ郡区、サンヂャウン郡区、フレーグー郡区で熱中症のため男性3人が脳溢血で死亡したことが関係する郡区警察への取材でわかった。
 ミャウッオウッカラパ郡区のダダーヂー地区の住民で65歳のウー・マウンセインは、5月4日の午後2時に8番地区のメーダーウィー通りにある子どもたちの住居に遊びに行く途中で熱中症のため道に倒れ、脳溢血で死亡したことがメーダーウィー通りの住民たちへの取材からわかった。
 「おじいさんが暑い中で歩いてきて、転倒したので近くにいた人々が走り寄ってきたが意識を取り戻さなかった。全身汗まみれだった。病院に運びはしたが脈は戻らなかった」と8番地区行政長役場の職員の一人が述べた。
 サンヂャウン郡区のモウンレッサウン南地区にあるマチーヂー通りで、同日午後3時頃に観光客を送り届けた後にサイカー泊まりに戻ってきた35歳のウー・ゼェーヤーソータイッは、サイカーの上で休んでいたところ脳溢血で死亡したこと、同様にフレーグー郡区のインタイッピン村で同日午後4時に35歳のウー・タントゥエは道路の穴掘りの休憩中に脳溢血で死亡したことが関係する郡区警察への取材からわかった。
 「暑い中出かけるときに注意して守るべき点をラジオやテレビや新聞で知らせてきた。高血圧のある人や酒飲みは命を落とさないように熱中症により一層気をつけて生活をすべきだ」と気象水文局総局長のウー・チョウモーウーが述べた。
 ミャンマー国内のいくつかの管区域と州では、雨季前の時期なので気温が上がってきており、現在の気温よりも高くなってゆく可能性が50%から70%まであること、ミャンマー北部と南部の諸地方では雨が少量しか降らない可能性があることなど、気象水文学者のトゥンルィン博士が見解を述べた。

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( 翻訳者:豊嶋悠紀 )
( 記事ID:1411 )