ダラ郡区内の村落で飲料水が不足
2015年05月12日付 The Voice 紙

 ダラ郡区は毎年夏になると水不足に陥るが、今年もおよそ10の村の飲料水貯水池が枯れたことで飲料水が不足している、と先の村民らの情報でわかった。
 ダラ郡区内に119の貯水池があるが、ミンス、カナウンシャンス、ンガータンタヨワ、チャンスィッター、ヤカインチャウンタウン、レイコンヨワ、ダピェーコン、ナーパッチャウカン、ポンジーチャウンヨワ、タマダカンサッの各村では、猛暑により貯水池が枯渇し、飲料水が不足しているとダラ郡区開発委員会事務所水道清掃局責任者ウー・トートーアウンが言った。
 それらの村には、ヤンゴン市開発委員会の1600ガロン給水車で順番に水を配給している。雨季前に貯水池再掘削をし、5つの貯水池の掘削が終わったと同氏が述べた。
 「ここでは毎年水不足が起きている。水がないので、時には水浴びさえしない。水を寄付してくれる人(訳者注:給水車等によって個人的あるいはボランティア組織等が無償で水を運んで来てくれる)を待たねばならない。水は節約して使う。時には、水を寄付する人が長期間来ない時もあった」とンガータンタヨワ村のドー・タンティンが言った。
 ダラ郡区は昔から継続的に水不足が発生しており、一つの村に貯水池が一つしかなく、人口増加が水不足に拍車をかけている、とンガータンタヨワ村のウー・サンルイン(50歳)が述べた。
 ダラ郡区内での飲料水確保と浄水機取り付けのため、韓国、日本の組織が試験をしにやってくることはあるが水を浄化できない、とニャウンゴウトー村のウー・ミャチャインが言った。
 先月4月27日、ダラ郡区ダニードー村では水不足のため、水汲みの際に水の奪い合いで喧嘩となり、男性1人が死亡し、3人が重傷を負った

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( 翻訳者:久宗美里 )
( 記事ID:1434 )