ヨーロッパのマスコミ、統一40年後のベトナムについて報道
2015年05月04日付 VietnamPlus 紙

 ベルギーのベトナム通信社特派員によると、5月3日のインターネット情報紙Euro Presse Image第一面は、ベトナムの完全統一40周年についての記事を掲載した。
 同記事では、4月30日にベトナムが国土統一40周年を記念したことを強調している。旧政権の首都であったホーチミン市は今やベトナムの経済の中心地となっており、将来は東南アジア地域の経済的要衝ともなりうる。
 同記事は、ベトナム解放軍の戦車が独立宮殿(訳注:現統一会堂)に突入し傀儡政権が正式に崩壊した、1975年4月30日の歴史的節目を回顧した。1920年代から(訳注:原文ママ)続くベトナム民族の長い戦争が終結した。
 ベトナム共産党と民族主義勢力が勝利を収め、銃を携えた農民を擁す弱小民族が世界最強の帝国主義勢力を駆逐した象徴となった。
 同記事は次のように認定している:ベトナムにとって1975年の春の勝利は民族の歴史の節目であり、豊かで強く公平で民主的かつ文明的な社会主義国ベトナムを建設するための、国にとっての新時代、すなわち民族独立と統一の時代の幕開けであった。
 ベトナムの発展を継続するため、同記事はこの国が1986年からドイモイを開始し、30年経て多くの成果をえていることを強調した。
 ベトナムは後進国から脱出して中所得国に加わり、経済成長率は毎年の平均が7%に達し、2015年度に一人当たりの平均所得は2200ドルになるものと見られている。社会的な側面では、貧困世帯率は6%以下で、人口の98%が国家供給の電気を使用することができている。ベトナムはミレニアム目標の幾つかを達成した。
 進歩の一方で、ベトナムは交通インフラ不足やエネルギー不足、高度な技能を持つ労働者の不足、都市部と農村さらには都市間での格差、貧富の格差が日増しに拡大しているといった問題に直面している。
 同記事はまた、先ごろの4月30日の戦勝記念の演説のなかで、グエン・タン・ズン首相が、ドイモイの実現に努力し、全人民の大団結を固め、強力な政治システムを築き、政治社会の安定を確保し、持続的な発展に向けて、工業化や近代化されたベトナムを早期に作り上げるための確実な基盤をつくることを人々に呼びかけたことを強調した。
 記事の最後では、1990年からのベトナムの節目を挙げている:1991年の中国との国交正常化、1995年のアメリカとの国交正常化、1995年の東南アジア諸国連合(ASEAN)への加入。

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( 翻訳者:旭泰広、添田樹紀 )
( 記事ID:1441 )