越日間の地方協力の潜在力は極めて大きい
2015年04月23日付 VietnamPlus 紙

 4月22日午前、ドー・チュン・トアイ副委員長を団長とするハイフォン市人民委員会代表団との会合において、ドアン・スアン・フン駐日ベトナム大使は、越日間の地方協力の潜在力は極めて大きいと発言した。大使によると、多くの分野におけるこれまでの政府レベルの協力はなおベトナムと日本の「広範な戦略的パートナーシップ」関係の主流であるものの、地方レベルの関係はますます緊密化し、より深化している。
 より実質的で効果の上がっている典型的な関係として、ハイフォン市と福岡県北九州市の環境や上水処理の分野における協力が挙げられるだろう。日本の都市環境管理のハイテクや経験の移転は、越日間の協力において新たな流れとなっている。会合で、フン大使は、ハイフォン市と北九州市の協力関係における成果は、地方協力の成功例であり、今後広めていくべき模範のモデルだと高く評価した。
 一方、トアイ副委員長は、ハイフォン市と北九州市の環境分野における協力について報告した。具体的例として、北九州市が、環境処理や上水の供給、交通運輸事業計画などの分野を含む、ハイフォン市の「グリーン成長・温室効果ガス排出削減戦略」を支援していることを紹介した。トアイ副委員長は、ハイフォン市のヴィンバオとアンズオンの浄水場で「高度浄水処理方式・上向流式生物接触ろ過設備」(U-BCF)を試験的に導入し、成果を収めていると説明した。また、ハイフォン市は、北九州市の他に、日本有数の稲作地である新潟県との間で農作業の機械化の分野での協力を検討していると述べた。また、今回の訪問では、福岡県とも水産や、ハイフォンにあるベトナム航海大学や中等教育での教育・訓練の分野での協力の可能性を協議した。
 フン大使は、地方レベルの協力は二国間の伝統的な協力関係に加え、新たな流れとなっており、ベトナムと日本は、双方により多くの面で利益をもたらし、また、ベトナムの人々の人生と生活の質を高めるためにも、地方間のより多方向的で、多分野での協力を強力に推進していく必要があると述べた。
 両国の地方間の架け橋の役割を担ってきたフン大使のこれまでの尽力を称え、トアイ副委員長は、ハイフォン市対外工作伝統の日(1955年3月25日)60年記念に際し、対外工作において優れた成果を収めた人に贈られるハイフォン市人民委員会委員長の表彰状を、ハイフォン市人民委員会を代表し、フン大使に贈った。表彰状を受け取ったフン大使は、両国関係が今後、確実により深まっていくよう、環境の分野に加え、農業、教育、科学技術などの分野でも、ベトナムと日本の地方の関係のために貢献できるよう努めていきたいと述べた。

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( 翻訳者:安井理絵、李品萱 )
( 記事ID:1444 )