民営化すれば、ゴミ収集費は3倍から5倍に
2015年05月14日付 The Voice 紙

ヤンゴン 5月13日
 ヤンゴンでのゴミ収集事業を民間企業に移管すれば、ヤンゴン市開発委員会が集めているゴミの収集費が3倍から5倍くらいに上がると、同委員会の環境保護清掃事業局のある幹部職員が話した。
 現在、開発委員会はゴミの収集費として月に市内中心部の郡区では600チャット、市内周辺の郡区では450チャット、郊外の郡区では300チャット集金しているが、民間委託すれば、ゴミ収集費は市内中心部では1600チャット、市内周辺では1400チャット、郊外では1600チャットまで上がると同職員は話した。
 「民間が行えば委員会が行うよりもしっかりゴミ収集が行われて良さそうであるが、収集費が現在よりも多くかかってしまうので、18日から市民に提案用紙を配って意見を受け付ける」と同氏は述べた。
 ゴミ収集を民間委託するにあたり、公開入札を実施し、2社が落札した。Zeya & Associates社は東部と南部の、TYTC社は西部と北部のゴミ収集を行うことになったと同氏は話した。
 「市民から集金した金額に見合うように事業を行っていきます。人力ではなく、収集車やトレーラーをメインに使っていきます。路地裏のゴミも回収していきます」とZeya & Associates社の担当社員ウ・ピェソンアウンが話した。
 「ゴミ収集事業を民間企業が実施するということは興味深いことです。現行の委員会のゴミ収集カートは来る時間が適当です。お金を払うのが多くなるが、しっかりゴミを収集するようになってほしいです」とタウンオッカラッパ郡区に住んでいる主婦であるドー・ミャテインが話した。

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( 翻訳者:豊嶋悠紀 )
( 記事ID:1447 )