タイビン省祖国戦線、1945年の飢餓や戦争で亡くなった同胞を供養
2015年05月16日付 VietnamPlus 紙

 5月16日、トゥースエン寺(タイビン省タイビン市ホアンジィエウ区)において、タイビン省祖国戦線委員会は同寺と共同で、乙酉の年である1945年の飢餓や戦争のために亡くなった同胞を偲び供養する大規模な式典を挙行した。
 同省の党委員会、人民評議会、人民委員会、各部局・委員会・部門・団体の指導部代表、省・県・市の仏教教会理事会の代表、そして多数の僧侶尼僧、仏教徒、地元の人々が参加した。
 この活動は、タイビン省の人々の深遠な人道的精神の要求に応え、崇高なヒューマニズム的意義を持ったものである。この活動を通して、人を愛する情愛や良心を引き出し、愛国的・革命的伝統を若い世代や人民全体に引き続き教育し、平和や民族独立の偉大な価値を確認し心に刻んでいく。
 式典の始まりに際し、タイビン省の祖国戦線委員会主席ヴー・ドゥック・ハイン氏は、1945年の痛ましい出来事について言及した。その時、植民地主義とファシズムによる過酷な統治政策により全国で200万人以上の同胞が飢え死にした。タイビン省はその状況下で最も多くの死者をだした地方である。
 過去70年、愛国的伝統、勇ましい闘争精神、全民族団結の不屈の力をもって、共産党とホー・チ・ミン主席の指導の下、ベトナム民族は民族解放と国土統一の闘争を勝利のうちに進めてきた。
 その成果は、父や兄の世代の血と汗と労力によって購わなければならなかった。タイビン省では5万1千人が祖国のために犠牲となった。3万2千人以上が負傷兵となり、3万人近くが枯葉剤被害者となった。数十万人の若者が 「籾は余剰がで、軍は(徴兵)目標を越える」という精神をもって、祖国防衛に旅立った。
 式典は5月17日に終了する予定である。式典中、多くの心霊的な儀式が行われる。追悼式、放生会、施餓鬼、受齋、供養の花灯式などである。

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( 翻訳者:菊地紗希、窪田真人 )
( 記事ID:1497 )