インドネシア、南シナ海での動きについて、ベトナムの懸念を共有する
2015年06月25日付 VietnamPlus 紙

 インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は6月25日午前、外相級ベトナム・インドネシア二国間協力委員会の第2回会合に出席するためインドネシアを訪れていたファン・ビン・ミン副首相兼外相と会見した。
 会見で、双方は、スカルノ大統領とホーチミン主席が築き、その後の両国の指導者と人民が支え、日々発展している伝統的友好関係の意義を強調した。そうした関係は2013年6月にベトナムとインドネシアの戦略的パートナーシップ関係へと高められた。それ以降、両国の協力関係は、政治、経済、ビジネス、投資、治安、国防、海上協力から、農業、エネルギー、漁業、教育、文化、観光、人民の交流に至る、すべての分野でより広範に発展している。
 ミン副首相兼外相は、ジョコ・ウィドド大統領を早々にベトナムに招きたいとのチュオン・タン・サン国家主席からメッセージを伝えた。ミン副首相兼外相は、両国間貿易額が54億ドルに達したこと(二国間協力委員会が設立された2012年比17.4%増)、そして、50億ドルという目標を当初の計画よりも1年早く達成できたことを高く評価した。
 ミン副首相兼外相は、両国は、そうした勢いに乗って、双方の指導者が約束した2018年には100億ドルを達成するという目標を実現できるだろうと述べるとともに、インドネシアに対し、米や紫玉葱、電子部品などのベトナム産品の輸入を積極的に検討するよう求めた。
 会見で、ミン副首相兼外相は、ジョコ・ウィドド大統領に対し、両国の戦略的パートナーシップ関係をより推進するため、既存の協力メカニズムを引き続き活用し、その効果を高めていくとともに、様々な分野で新たな協力メカニズムを構築すべく、両国の関係当局を指導していくよう求めた。また、両国が海上での協力を強化し、特に両国海軍間でのホットラインの早期設置をはじめ、パトロール、捜索救難、テロ対策、人身売買、国境を越える犯罪などでの協力推進を提案した。
 ジョコ・ウィドド大統領は、ミン副首相兼外相のインドネシア訪問および外相級二国間協力委員会の第2回会合の開催を歓迎するとともに、今回の訪問・会合は、両国のこれまでの協力を確認し、戦略的パートナーシップ関係の推進に向けた具体的な方向性と対応策を打ち出す絶好の機会だと述べた。
 ジョコ・ウィドド大統領は、ベトナムに対し、インドネシアの農産物や消費財の輸入を拡大するよう求めるとともに、ベトナム側の提案についても積極的に検討すると約束した。
 南シナ海問題について、ジョコ・ウィドド大統領は、南シナ海における最近の複雑な情勢に関するベトナムの懸念を共有すると述べるとともに、平和、安定、治安、航海・航空の安全の維持の重要性を強調し、各当事国が、1982年の国連海洋法条約をはじめとする国際法を尊重して、平和的な方法で問題を解決し、南シナ海行動宣言(DOC)を厳格に実施するとともに、南シナ海行動規範(COC)の早期策定に向け努力するよう希望した。

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( 翻訳者:小池優佳 )
( 記事ID:1647 )