ヤンゴン及び一部都市、今年の乾季はそれほど涼しくならない予想
2015年10月02日付 The Voice 紙

ヤンゴン 10月1日

 酷暑となるエルニーニョ現象が強力であるため、ヤンゴンを含む一部都市は乾季においてそれほど涼しくならない見込みであることを、気象水文局課長ウー・チョールインウーが語った。
 今年から2016年年初までエルニーニョ現象が強力である可能性があるため、これからの乾季に冬の季節風の影響が弱まる可能性があり、雨が降りそれほど涼しくならない予想であることを同氏が述べた。
「12月は太陽と最も遠い時期であるため、本来の気候によれば涼しいこともあるだろう。しかし平均を述べるなら、平年よりも涼しくないだろう」と同氏は話した。
 強力なエルニーニョ現象のため、雨季明け、乾季はじめの時期においてはミャンマー北部を除く諸地域で通常より雨が少なく、日中の気温も平年の気温よりも高くなりうることを、気象水文学者トゥンルイン博士が推測している。
 現在、夏の季節風(南西から吹く季節風)から冬の季節風(東北から吹く季節風)に移りかわる時期であり、インド北部と中国側からの乾季の冷たい風が東北と西北から交互に流れ込んでくる可能性があり、ある地域で寒さの厳しい場所の気温が上昇してくれば降雨の可能性があることに注意する必要がある、と気象水文局の元課長ウー・チッチョーが見解を述べた。

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( 翻訳者:古橋櫻子 )
( 記事ID:1870 )