ベトナム経済は2025年には世界17位に上昇
2015年10月09日付 VietnamPlus 紙

 投資銀行ゴールドマン・サックスは、先ごろ、現在世界55位のベトナム経済がGDPを1860億米ドルから4500億米ドルに増やし、2025年には17位に上昇すると予測している。
 一方、10月8日付け『ロサンジェルス・タイムス』紙面は、ベトナムが数日前に交渉が終結したばかりの環太平洋パートナーシップ協定(以下、TPP)に参加する12か国の中の一つだと報じた。このことは全世界の貿易量の5分の2を占める集団に参加した国々の大きな市場にほぼ無関税で産品を輸出できるというメリットをベトナムに与える。
 ピーターソン国際経済研究所の予測によると、ベトナムはTPPの恩恵を最も受ける国家の一つであり、アメリカはIntelのようなハイテク産業への投資をベトナムが更にひきよせる支援をすべきである。TPPが発効すれば、縫製品や靴といった製品輸出の急増をベトナムが目の当たりにする大きな可能性がある。
 ベトナムは現在、投資を呼び込む有利な状況をつくるため、税や投資に関する規定の整備、インフラの改善、その他の貿易交渉を行っている。
 2014年、ベトナムの経済成長率は6%を達成した。ベトナムが外国投資に市場を開放して以来、毎年5%から10%の経済成長率を常に達成している。

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( 翻訳者:辛川翔太 )
( 記事ID:1907 )