ベトナムは中国よりも外国の専門家を引きつける
2015年10月15日付 VietnamPlus 紙

 このたびHSBCホールディングスが公表した、外国人専門家にとっての最高の国家・領土に関する最新のリサーチでは、ベトナムは39の国家・領土のうち25番目に位置しており、台湾(中国)、香港(中国)、インド、マレーシア、タイ、日本などのアジア諸国のあとに続き、他方、中国、フィリピンよりも前に挙がっていることを示した。
 ベトナム在住の専門家の半数は、自身の国よりベトナムにおいての方が自らの仕事を受け入れられることを望んでいると述べる。
 ベトナム在住の専門家の多くは現地の文化に没頭し、ベトナム料理を味わったり作ったりする。
 リサーチ結果のリストのトップにあるのはシンガポールであるが、外国人専門家は、この国について、ビジネスの発展、魅力的な賃金、生活の質の面を高く評価した。
 調査によると、シンガポール在住の外国人専門家の4分の1(28%)以上が毎年20万米ドル以上の収入がある。それに比べて、同じ収入額を有しているのは、全世界の専門家の13%に過ぎない。また、専門家の59%がシンガポールはビジネスの拡大に適した場所であると述べており、79%がシンガポール経済を信頼している。
 概して、外国人専門家の67%がシンガポールは自身の国々に比べ生活の質が良いと述べており、65%専門家は、シンガポールに移住して以降、子供の健康と幸福が改善されたと述べている親世代である。
 リストのうち、中東在住の外国人専門家は最高の福利厚生を受けており、スウェーデンは専門家とその家族の暮らしにとって最高の場所である。
 「外国人専門家」(Expat Explorer)リサーチは、2015年3月から5月にかけて、198の国家・領土における2,1950人の外国人専門家が参加してオンラインでの質問への回答により実施された。これは外国人専門家に関する最大の調査であり、最も長く遂行されたリサーチのひとつである。
 注目に値するのは、リサーチではより良い生活の質についてが提示されていること、そして新たな課題を探求する意欲は、専門家たちが外国で仕事を探すための主な理由であり、彼らの多くが各世界金融センターを通過点として選んでいることである。

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( 翻訳者:高木陽奈子 )
( 記事ID:1933 )