ベトナム、中国の灯台建設に激しく反発
2015年10月13日付 VietnamPlus 紙

 ベトナム外務省のレー・ハイ・ビン報道官は10月13日、ベトナムのチュオンサ諸島(南沙諸島)に属すチャウビエン岩礁(Cuarteron Reef/華陽礁)とガックマー岩礁(Johnson South Reef/赤瓜礁)に中国が2基の灯台を建設したことに関するベトナムの反応を求めるマスコミの質問に対し、次のように答えた。
 「ベトナムは、ホアンサ諸島(西沙諸島)およびチュオンサ諸島に対するベトナムの主権に関する、争う余地のない法的根拠や歴史的証拠を有していることを改めて確認する。ベトナムの承認のない、チュオンサ諸島におけるすべての行為は違法であり、無効である。」
 中国による、ベトナムのチュオンサ諸島のチャウビエン岩礁とガックマー岩礁における2基の灯台建設行為は、ベトナムの主権を著しく侵害し、両国指導者の共通認識にも反し、事態の緊張を高め、複雑化させるものである。
 ベトナムは、中国側のそうした行為を断固として否定し、強く反対する。」

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( 翻訳者:相野那奈子 )
( 記事ID:1935 )