2017年、ベトナムはインターネットを生活活動の10%に導入
2015年10月25日付 VietnamPlus 紙

 ベトナムインターネット協会(VIA)の代表によると、2017年までを目標に、ベトナムは社会生活活動の10%にインターネットを導入し、インターネットと社会生活とを近づけ、IT、インターネット、ハードウェアとソフトウェア、モノのインターネット(IoT:Internet of Things)関連の企業を中核としたベトナムのIoTの形成に積極的に貢献する。
 加えて、協会は2020年までに、一般家庭と個人のブロードバンドのインターネット所有を50〜60%にするという目的も達成するとしている。同時に、インターネット導入向上を、社会生活、特に教育・医療活動・公共サービスなどの分野に集中して促進する。
 メンバー企業やインターネット使用者コミュニティが信頼をおける場としての強い協会にする為の努力に加えて、協会は、更に50の会員の加入をはかる、インターネット上のビジネス・活動に関連したIT、プロバイダ、デジタルコンテンツ、ハードウェア、ソフトウェアなどの各企業といったインターネット体系の多様性を保証する、国と地域での役割を高め、協力を進め、ベトナムでの国際的なインターネットイベントを主催できるようにするという目標も設置する。
 この5年間、ベトナムインターネット協会は、組織を完成させるよう努力し、インターネットコミュニティのみならずメディアコミュニティにも繁栄を創出してきた。現在、協会は、各種イベント、研修、オリエンテーションを開催したり、消費者や企業の権利の保護を行っている。 
 ベトナムインターネットビジネス、インターネットの社会化戦略の促進活動は、インターネットに特化した技術・サービスの訓練クラスや研修を開き、社会生活のあらゆる面におけるインターネットとデジタルコンテンツの学習、研究、運用、発展の基礎を作ることによって会員の事業レベルの向上を助けている。
 また協会は、投資と技術を促進、誘致する活動やベトナムのインターネットの可能性をPRする活動、またベトナムにおけるインターネットのみならず通信情報技術全般の活動を調整するための法的枠組みの作成・整備において担当各機関にサポートやアドバイスを提供することで、国家の国際的経済統合に貢献している。
 ここ3年間毎年協会は定期的に一連の「ベトナムインターネットの日」というイベントの各種活動を行っている。インターネットの日のイベントは大きな関心を集めており、徐々に毎年恒例のイベント枠組みの中で、活動の範囲、規模、数を確立しつつある。
 イベントの内容は常に社会の時事問題、ホットな問題を把握しているもので、国の情報技術の運用と発展に関する方針、主張に沿っている。協会は徐々に規模を拡大し、その役割と威信を確立している。

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( 翻訳者:亀上楓、寺澤美佐子 )
( 記事ID:2031 )