年初10か月間の外国直接投資は約200億ドル
2015年10月28日付 VietnamPlus 紙

 年初から10月20日までに登録されたベトナムへの外国直接投資(FDI)の総額は、昨年同期比40.8%増の192億9000万ドルに達した。また、10か月間の実施額も昨年同期比16.3%増の118億ドルに達した。
 このデータは10月28日に統計総局と計画投資省によって公表された。
 具体的には、10か月間の全国の新規投資は1657件、投資総額は26.9%増の124億2000万ドル、追加投資は667件、追加投資総額は68億7000万ドルだった。
 報告によると、最大の外資誘致分野は引き続き加工製造業で、投資総額は124億8000万ドルに達し、全体の64.7%を占めた。次いで、電気、ガス、熱湯、蒸気、空気清浄の生産・分配関連が26億2000万ドル(13.6%)。不動産業は21億4000万ドルで全体の11.1%を占め第3位だった。
 年初10か月間の統計に関し、チャビン省が突如、新規の外国直接投資誘致で全国のトップに立ち、投資総額は全体の20.3%を占める25億3000万ドルに達した。次いで、ホーチミン市が22億9000万ドル(18.4%)で第2位に後退、ドンナイ省12億6140万ドル(10.2%)、ビンズオン省11億3950万ドル(9.2%)、ハノイ7億9160万ドル(6.4%)と続いた。
 注目すべき点として、新規の投資登録を行った59の国と地域の内、マレーシアが全体の19.4%を占める24億2000万ドルでトップに立ち、韓国は16.6%の20億6000万ドルで第2位に後退した。
 一方、10月の1か月間では、外資部門の輸出額(原油を含む)が引き続き大きく拡大し、2.3%増の101億ドルに達した(全国の輸出総額は約144億ドル)。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:辛川翔太 )
( 記事ID:2062 )