チョー印刷所に警察官が踏み込み閉鎖
2015年11月23日付 The Voice 紙

ヤンゴン 11月22日

 11月21日午後3時頃、バズンダウン郡区2番地区54番通りにあるチョー印刷所でミャンマー語・英語・アラビア語の3つの言語のカレンダーを印刷していたため、警察官と地区行政担当者ら6名が踏み込み印刷所を閉鎖したことが同郡区の警察署への取材でわかった。
 11月21日の午前中、SNSにチョー印刷所でアラビア語のカレンダーを発行するという書き込みが現れたためその印刷所をバズンダウン郡区の警察署および地区行政担当者らが立ち入り捜索を行ったということ、そしてこの捜索を行った際に、アラビア語のカレンダーを発行するために準備されていたフィルムや用紙を押収したということをバズンダウン郡区警察署のキンマウンラッ警視が述べた。
 印刷所の所有者でダゴンミョーティッ(南部)工業地帯2番地区に住む35歳くらいのウー・ホウッスゥェ別名ウー・チョーチョーと、マネージャーや従業員、仕事を委託するために来店していた顧客たち合わせて11名をバズンダウン警察署へ連行し取り調べていることが同郡区の警察署への取材で明らかになった。
 「カレンダーを印刷させていた男性を取り調べるため探しまわっている。現在取り調べている人々の中から罪がある者を印刷法で罪に問うため裁判所に起訴する。印刷所閉鎖の件も裁判所が引き続き扱っていく」とバズンダウン郡区警察署キンマウンラッ警視が述べた。
 カレンダーを印刷する際に関わった者たちを2014年印刷出版事業法によって罪に問うよう11月22日裁判所へ起訴することとなり、カレンダーを発行させたシュエピィター郡区19/48番地区クヮニョー通りに住む40歳くらいのウー・アウンキンを連行し取り調べるために捜索中であることがバズンダウン警察から分かった。

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( 翻訳者:宮木春花 )
( 記事ID:2074 )