日本、南シナ海平和維持に関するベトナムの立場を共有
2015年11月06日付 VietnamPlus 紙

 11月6日、グエン・タン・ズン首相はベトナム訪問中の中谷元防衛大臣と会見を行った。
 ズン首相は、中谷元大臣のベトナム訪問を歓迎したうえで、両国の国防大臣間の会談結果を高く評価し、訪問の成功が各分野における二国間関係の促進に実質的に貢献するだろうとの確信を述べた。
 首相は、日越間の広範な戦略的パートナーシップが見事に発展し、両国共に着実な利益をもたらしていることを評価し、ベトナムは、日本と共に、特に経済、貿易、投資、観光、科学技術、教育・訓練育成、国防安全保障の分野において、引き続き両国の関係がより実質的、効果的、かつ深化して発展するよう努力することが同国の一貫した政策であると述べた。
 こうした考えに基づき、ズン首相は、両国防省間が、特に双方の意見が一致している諸分野において、実質的かつ効果的な協力活動を行うことをベトナム政府として常に支持する旨確認した。同時に、同首相は、日本が、地域の平和、安定、航行の安全と自由の維持に向け積極的に貢献するにあたり、地域と世界における自らの役割をより一層力強く発揮することに期待を表明した。
 中谷大臣は、日本とベトナム間の広範な戦略的パートナーシップが発展を遂げていることに喜びを表明した。また、二国間協力のなかで達成された成果によって、両国の共同発展に実質的な利益がもたらされたことを強調した。
 中谷大臣は、両国国防省大臣間(の協議)で達した主な結果を伝え、各分野において両国の関係を幅広く進めていくため全力を尽くすことを強調した。同時に、大臣は、国防・安全保障の分野でベトナムとの実質的な協力を期待すると述べ、地域の平和と安定を維持するため、特に海の安全と国連の平和維持活動に参加に関し、ベトナムをはじめとする域内各国への支援を約束した。
 南シナ海問題について、中谷大臣は、日本として、地域の平和、安定、航行の安全と自由の確保に関するASEANおよびベトナムの考え方と立場を共有するとしたうえで、平和的手段によって係争を解決すること、1982年の国連海洋法をはじめとする国際法を遵守すること、南シナ海行動宣言(DOC)を厳格に実施し、南シナ海行動規範(COC)を早期に策定することを確認した。
 「南シナ海問題は残存する重要な問題であり、関係各国のみならず、すべての地域にとっての問題でもある。」と中谷大臣は強調した。

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( 翻訳者:高見彩華 )
( 記事ID:2079 )