野良犬毒殺処分に反対する署名活動
2016年05月16日付 The Voice 紙

ヤンゴン 5月15日

 ヤンゴン管区域を含む州と管区域それぞれにおいて、市開発委員会が毒を与え野良犬を殺処分することに反対する署名を動物愛好家らが5月15日から集めた。
 100日計画というのは路上の野良犬毒殺処分をヤンゴン、マンダレーとパテイン市で行っていること、他に断種で犬を減らすことは可能だが、今のように毒を与えていることには反対なので署名活動しなければならないことを、署名活動グループのメンバー、ドー•トゥーザートゥンが述べた。
 「毒を与えるのはとても残酷だ。犬は10年程の命しかないのです。断種する方法以外にも他の方法があるのに殺処分しているから反対しているのだ」と同氏が説明した。
 毒を与えて殺処分することに反対する署名活動を5月15日の昼間にヤンゴン市庁舎前のマハーバンドゥーラ公園で始め2日間署名を集めること、抗議文を含む反対の署名をヤンゴン市開発委員会、市長と4県(訳者注:ヤンゴン管区域は4つの県に分かれている)の開発委員会幹部に5月17日に提出していくことを動物愛好家グループのドー•メーダズィンスゥエが述べた。
 「毒殺処分法は2013年ごろ管区域議会で規定された。この法律のせいで、英国支配下で規定してあった動物保護法は自動的に消滅せざるを得なかったのだ。この法律が再び効力を持つように奮闘する」と同氏が説明した。
 野良犬に毒を与えて殺すことに関して反対しなければならないのは、命あるもの同士、同情の気持ちがあるためできる限りの方法で支援していかなければならないことを、動物愛好家グループのコー•タンズィンが述べた。
 ヤンゴン市内の野良犬被害を減少させるため、1ヶ月につき2,000頭を超える野良犬を定期的に処分していることがヤンゴン市開発委員会動物医療・屠殺局から分かった。

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( 翻訳者:金子愛 )
( 記事ID:2512 )