覚えにくい電話番号2つを緊急連絡用に公表
2016年05月24日付 The Voice 紙

ヤンゴン 5月23日

 ヤンゴン管区域で救助要請のためであれ情報提供のためであれヤンゴン管区域警察本部にいち早く連絡できる電話番号2つを警察が発表したところ、簡単に覚えられる番号ではないとヤンゴン市民が述べている。

 ヤンゴン管区域警察本部への連絡用として199番の代わりに発表された電話番号2つは01-2317526と01-2317527であり、24時間連絡可能であることが発表された。

 「緊急用番号は覚えやすい、近い数字の集まり、切りのいい数字、同じ数字の連続などであるべきだ、231000、230000が取得できなければ、231 231、2311111、2322222、たくさんある。現在のものは簡単に覚えられる番号ではない」とタウンオカラッパ郡区でSIMカードの販売をしている男性が述べた。

 ミャンマー警察の緊急連絡先199番に連絡すると一部不具合があるので、連絡で困らないよう、ヤンゴン管区域のためにそれら2つの番号を新たに設置したとヤンゴン管区域警察本部長のウィンナイン警視総監が述べた。

 「199の番号にかけると、電話がかからなかったり、電話に出なかったりすることなどがあるので、メガシティであるヤンゴンのため、通信局と協議しこの番号2つを設置した。今設置してある番号2つに、ヤンゴン管区域の国民は24時間連絡でき、緊急時に警察が即座に対応する」とウィンナイン警視総監は付け加える。

 前述の番号2つを今年前半に初めて設置し、毎日情報提供と救助要請が50件程度あること、その番号に国民が情報提供することで、殺人事件、ひったくり、ほかの事件が起こった時に摘発できたことに加えて、ヤンゴン市内で麻薬を広めている組織の一つを摘発し、処罰できたことなどをヤンゴン管区域警察本部から知り得た。

 その新しく設置された緊急番号2つを多くの国民に知ってもらえるように、市内の全軍区で警察がビラを配っていることが管区域警察本部への取材からわかった。

 「緊急用番号というものは4ケタより多くてはいけない。多い時は、一目見て覚えられる番号であるべきだ。救急車を呼ぶときの500005というのは覚えやすい」とダゴンミョーティッ(北部)郡区の第42区に住む67歳の元教員は述べた。

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( 翻訳者:松山由希 )
( 記事ID:2574 )