タイビン省で労働輸出会社1社の業務を停止
2016年05月27日付 VietnamPlus 紙

 5月27日、タイビン省の教育訓練局専門教育室室長のタ・ニャット・タン氏は、同局が、タイビン省のトアンカウ労働輸出教育コンサルタント株式会社支店の留学コンサルタント業務を停止する決定、教育訓練局決定122号を出したことを発表した。この支店は、タイビン市のチャン・フン・ダオ通り126番に位置する。
 業務停止は、5月24日から11月24日までの期間である。
 今回の業務停止は、この会社のタイビン省支店トップの代表者に原因がある。代表者のチャン・ティ・ティン氏が、活動証明書の発行手続きを行うために偽の大学卒業証書を使っていたのである。
 業務停止通告は、業務停止期間の間、この会社が、既に契約した受講生の権利を、規定に従って保障する責任を果たす必要があることを明記している。
 タイビン省の教育訓練局局長も、ベトナム国民の外国留学について規定する、2013年3月10 日から発効した政府首相の2013年5号決定に従うと伝えた。この決定によると、首相は、留学コンサルタントサービス活動の登録証明書を発行する権限を教育訓練局局長に委任したとしている。その中に、留学コンサルタントサービスを行う組織のトップは、大学卒業レベル以上で、少なくとも一つの外国語に堪能であり、留学コンサルタントサービス業務の研修を受けたという、教育訓練省が発行する証明書を持っていなければならない、という規定がある。しかしながら、チャン・ティ・ティン氏は、ハノイ国家大学の名を冠した偽の大学卒業証書を使用した形跡がみられる。
 トアンカウ労働輸出教育コンサルタント株式会社の支店は、タイビン省では2015年6月から活動している。

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( 翻訳者:吉野珠子 )
( 記事ID:2638 )