チン州で最初の飛行場をファラムに建設予定
2016年06月20日付 The Voice 紙

ヤンゴン 6月19日

ミャンマー中央部への交通の便が悪く、陸路のみを頼りにせざるを得ないチン州において、最初の飛行場をファラム市に建設予定であることが、航空輸送局より明らかになった。

チン州に飛行場を建設するよう、前政権期間中に国民代表院に要請をしてあり、運輸通信省が、ハカ市、タンタラン市、ティディム市、ファラム市において、飛行機着陸時に必要なエリアでの調査飛行と、実際に現場を訪れての詳細測量調査により、ファラム市に飛行場を建設する選択をした事が、飛行場基準・安全局より、明らかになった。

「チン州は道路が良く整備されておらず、地元の人たちがミャンマー中央部に行くのがとても大変なので飛行場を建設しているのだが、チン州の人々もみなその飛行場を非常に待ち望んでいる」と、チン州ファラム市飛行場の責任者である、ウー・ウィンゾーゾーティンが述べた。

ミャンマーで最も標高の高い場所にある飛行場となる予定で、標高6000フィートほどに位置するチン州ファラム市では、飛行場の滑走路のために、森林の伐採と山の切り崩しを2016‐2017財政年度内に行う事が、航空輸送局より明らかになっている。

ファラム飛行場の滑走路を長さ約6000フィート、幅約100フィートで建設するよう割り当ててあり、前年に滑走路の長さ4000フィート分の森林伐採と、2000フィート分の山の切り崩しを行っており、今年、滑走路2000フィート分の森林伐採と、2000フィート分の山の切り崩しを引き続き行う事が、飛行場基準・安全局より、明らかになった。

チン州にある、ファラム飛行場の建設を完成させる為に、運輸通信省としては約300億チャットかかると見積もっている。前年は飛行場滑走路4000フィート分の為の森林伐採と山の切り崩しの為に約10億チャットを使用しており、今年は6億チャットを使用する予定であることが、飛行場基準・安全局により明らかになった。

現在ミャンマーには、空港と飛行場が合わせて69か所あり、飛行機が着陸できる空港と飛行場34か所のうち国際基準を満たした国際空港は3か所あることが、航空輸送局より明らかになっている。

(アウンペーチーソー)

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( 翻訳者:鈴木  聡 )
( 記事ID:2664 )