モーラミャインにおいて危険な校舎で学習継続
2016年07月05日付 The Voice 紙

モーラミャイン,7月4日

モン州モーラミャイン市のトゥカワディー基礎教育高等学校で、第4学年〔小学校4年相当〕と第5学年〔中学校1年相当〕の生徒たちが、危険校舎と指定された古い校舎で学習しているため心配であると、第4学年の生徒の親達が話した。

「子供たちは走ったり、跳びはねたりするものだ。とくに床が良くない。壊れたり床が抜けたりして子供達が怪我をするかもしれない」と、その校舎で学習している第4学年の生徒の母親が述べた。

古い校舎は、2002年にはすでに古びており、子供たちが集中して勉強できるように政府が新校舎を建設したのち、2012年からは古い校舎を危険校舎として指定していた、と生徒の親達が述べた。

「我々の生徒数では、この校舎を取り壊すと生徒たちを収容する場所がなくなる。生徒の数が問題だ。取り壊す機会を逸してしまい、校舎として使い続けている。少し改修してあるところで勉強しているが、生徒たちの環境は一向に改善されていない」と、高学年を教える教員が述べた。

上述の校舎では第3、4、5学年の生徒に10部屋を充てて教えていたところ、生徒数が増えたため、校舎の床がたわんできたにもかかわらず、教室不足により、第4学年と第5学年の生徒に6部屋を充てて教えていると教員たちが述べた。

トゥカワディー基礎教育高等学校では、2015-2016年度に幼稚園課程から第10学年までの生徒合計1831名が学習しており、第4学年と第5学年の生徒数は283名いることが、学校の記録により分かっている。

トゥカワディー基礎教育高等学校には教員の休憩室がないほか、生徒のための実験室と講堂もないことを、同学校の教員たちが明らかにした。

Tweet
シェア


 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:入船友維 )
( 記事ID:2725 )