第2回ベトナムフェスタin神奈川、10月開催
2016年06月21日付 VietnamPlus 紙
ベトナムフェスタのロゴと共に記念撮影するクオン大使(右から二人目)と黒岩知事(右から三人目)
ベトナムフェスタのロゴと共に記念撮影するクオン大使(右から二人目)と黒岩知事(右から三人目)

 6月20日、日本の神奈川県で、神奈川県と在日本ベトナム大使館は第2回ベトナムフェスタin神奈川を開催することを記者会見にて発表した。10月28日~30日まで、神奈川県の県庁所在地である美しい海岸沿いの都市、横浜市で開催される。
 日本駐在のグエン・クオック・クオンベトナム大使と神奈川県の黒岩祐治知事ら多くの神奈川県の代表者や地元のマスコミが記者会見に集まった。
 記者会見で、双方は、「神奈川県で開かれるベトナムフェスタは、両国間の文化交流の新たな発展を示すものだ。今後、こうした文化交流活動は、首都圏に限定されることなく、日本の全国各地に拡大していくだろう。その目的は、ベトナム文化を日本人に知ってもらい、日越両国関係全体の発展に貢献するためだ」と強調した。
 記者会見で、クオン大使は「今回のベトナムフェスタin神奈川のテーマは“ベトナムカラーでうめつくす”で、ベトナムについて今までとは違う新しい印象を持ってもらえるようなものになるだろう。神奈川県とベトナム各地の人々との間の相互理解と相互の思いやりを深め、神奈川県とベトナムの、様々な分野において日々発展している共に利益のある協力関係をさらに促進するだろう。」と期待を示した。
 今年は、ベトナムと神奈川の経済、貿易、観光、文化関係をつなぐための多くのイベントが予定されている。開催期間中、文化、芸術、音楽、ファッションなどの公演を堪能できるだけではなく、ベトナムの既に世界的に有名な伝統料理を味わうこともできる予定だ。
 クオン大使は、「ベトナムフェスタin神奈川2016は、前回の去年のフェスタの成功を引き継ぎ、ベトナムと神奈川県の関係は、更に強化されるだろう。ベトナム人は神奈川県の都市をより身近に感じ、神奈川県民はベトナム人と文化に接する機会が増え、そこから双方に新しい協力のチャンスを開かれると信じている」とした。
 主催者によれば、今回はフードブース、美術工芸品ブース、ベトナムの各地方や企業の宣伝や製品を紹介するブースなど約100のブースが出されるという。第2回ベトナムフェスタin神奈川では、参加者が40万人以上と見込まれている。
 2015年に行われた前回のベトナムフェスタin神奈川は数十万人規模の参加者を集めており、神奈川県民に好印象を持たれた。神奈川県が、ベトナム北部のフンイエン省に独自の工業団地を一つ設立する決定をしたことで、ベトナムを訪れる神奈川県の企業の数も増えている。

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( 翻訳者:一橋弘人 )
( 記事ID:2729 )