ミャンマーには非識字者が約500万人いると教育大臣
2016年07月07日付 The Voice 紙

ネーピードー 7月6日

 学校教育制度の水準が下落しているミャンマーにおいて、学校に通っていない子どもと読み書きができない年配者を含め、非識字者が約500万人いることを、教育大臣ミョーテインジー博士が述べた。
 7月6日にネーピードーのミンガラーティリホテルで行われた学校外教育と生涯教育分野討論会において同氏がこのように述べた。
「基礎教育を受ける子どもの退学率が高く、実際に通っている割合は低いことがわかる」と教育大臣ミョーテインジー博士が述べた。
 現在の統計によると、ミャンマーの5歳から16歳までの子どものうち、270万人が学校に通っていないか、早期に退学していることが、教育省への取材からわかった。さらに、5歳から16歳までの子どものうち、130万人は働いていること、ミャンマーで15歳以上の非識字者は未だ350万人いることが同省への取材からわかった。
 したがって、非識字者の数は、ミャンマーの全人口5100万人の10分の1近くもいるということだ。そのため、教育省として学校外教育および生涯教育局を増設し、学校外教育と生涯学習事業を教育の要素の一部として重視し遂行していくと教育大臣が述べた。
 このように実行するため、学校外教育としての初等・中等教育に今年10億チャット程使用することを、ミャンマー教育研究局局長のカインミィエ博士が述べた。
 学校外教育生涯教育局と直ちに名付けて拡充し、組織することを政府へ提案してあり、間もなく承認され組織できること、同局においてアドバイザーを20人以上配置するように割り当ててあることをカインミィエ博士が説明した。

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( 翻訳者:河野美由貴 )
( 記事ID:2744 )