ホーチミン市、ジカウィルス感染者のさらなる発見が続く
2016年11月03日付 VietnamPlus 紙
蚊を駆除し、ジカウィルス感染やデング熱を予防する
蚊を駆除し、ジカウィルス感染やデング熱を予防する

 ホーチミン市予防医療センターは市内のジカウィルス感染者に、デング熱・チクングニア熱・ジカウィルス感染病重点管理拠点からの3人を追加したことを明らかにした。
 つまり11月3日までに、ホーチミン市内では計20人のジカウィルス感染者が確認されている。
 ホーチミン市予防医療センター所長のグエン・チー・ズン氏によると、24区県のうち2区(2人)・4区(2人)・5区(1人)・9区(3人)・10区(1人)・12区(3人)・ビンタイン区(3人)・ホックモン県(1人)・カンゾー県(1人)・タンフー県(2人)とビンタン県(1人)の計11区県でジカウィルス感染者を確認しているという。
 中でも顕著なのが12区のヒエップタイン4丁目地区で、3人の感染者が発見されており、そのうち1人は妊娠38週目の妊婦だった。ホーチミン市予防医療センターは緊急にこの地区の感染対策と管理の対応を行った。
 この状況を受け、ホーチミン市保健局は6つの調査チームを発足させ、24区県でジカウィルスとデング熱の感染予防活動を行った。
 当局はまた、市の人民委員会に感染者が発見された村や地区を公表するよう提案した。
 これまで、ホーチミン予防医療センターから感染者が発見された地域への出入り規制勧告はまだ出ていないが、当局は市民、特に妊婦へ、ジカ熱予防のために蚊に刺されるのを避け、デング熱やジカウィルス感染を避けるため、ボウフラや蚊の駆除をしっかり行うよう呼び掛けている。

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( 翻訳者:石井恵梨 )
( 記事ID:2949 )