キューバの指導者フィデル・カストロ議長が1973年の訪越時に撮影したカラー映像
2016年11月27日付 VietnamPlus紙
1973年にクアンチで解放旗を掲げるカストロ議長
1973年にクアンチで解放旗を掲げるカストロ議長

 2014年に放映された番組「ベトナムの記憶」の中で、ベトナムテレビ(VTV)はキューバの指導者フィデル・カストロ議長が1973年に訪越した際に撮った貴重なカラー映像を流した。
 VTVによると、旅客機Il(イリューシン)18が世界の民族解放の英雄であるフィデル・カストロ氏をハノイのザーラム飛行場に運んだのは1973年9月12日。その時カストロ氏は47歳。キューバ共産党第1書記兼キューバ共和国首相でありキューバ革命軍の総司令官を務めていた。
 外交儀礼上もめったに見られない対応で、レ・ズアン書記長やファム・ヴァン・ドン首相、チュオン・チン国会議長、ヴォー・グエン・ザップ大将ら本人が飛行場まで出向いて歓迎した。
 映像には、カストロ議長を迎えるためにロンビエンの飛行場から国家主席官邸まで9kmにわたって並ぶハノイ市民の姿も記録されている。
 ハノイに到着後、カストロ議長はクアンチ解放区を訪問した世界最初で唯一の指導者となった。そしてここで彼は「ベトナムのために、キューバは自らの血も喜んで捧げる」という有名な発言をしている。
 カストロ議長の訪問はベトナムで大きな反響を呼んだ。一国家元首がクアンチ解放区を訪れたことは当地における我々の正当性を証明した。またそれは、南ベトナム臨時革命政府の地位を向上させるための国際的な声となった。

(訳注:ベトナム戦争中に北ベトナムを訪問した外国の国家元首はフィデル・カストロのみ。クアンチ解放区は軍事境界線に接する前線地区(旧南ベトナム側に属していた)。またVTVはキューバからの技術協力で設立された。なお、当該映像は記事の原文で見られます)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:一橋弘人)
(記事ID:3062)