12月19日、ソウル駐在のベトナム通信社特派員によると、昨年末、自由貿易協定（FTA）が韓国とベトナムの２か国間で批准され実施されたため、今年世界的に貿易が停滞する中で韓国からベトナムに対する輸出は急増したという報告書を大韓貿易投資振興公社（KOTRA）が発表したという。
　報告によると、今年初めから10か月間の韓国からベトナムへの輸出は去年同期に比べて11.8％増えたという。同時に、この結果は、上記の［時期の］段階ではベトナムの総輸入量が2.2％しか増えていなかった状況を鑑みると、とても喜ばしいものといえる。
　特に、2016年の１月から10月の期間には、２か国間FTAの規定により５％の税率が撤廃されたことから、消費財の韓国の対ベトナム輸出の伸びは14.2％と急増したことが確認された。中でも洗濯機は102.1％増えた。
　KOTRAはまた、最近の調査結果も伝えた。質問された韓国の輸出業者60社のうち42％が、ベトナム韓国間のFTAが実施されるようになってからベトナムへの輸出が増えたと答え、また、63％の企業がこの協定が2017年のビジネス活動強化につながることを期待している、とした。

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（ 翻訳者:林弘晃 ）
（ 記事ID:3201 )