サムスン・ディスプレイ、ベトナムに25億ドルの追加投資をする予定
2017年01月11日付 VietnamPlus 紙
サムスン・ベトナム社での製品組立
サムスン・ベトナム社での製品組立

 韓国の通信社、聯合ニュースは、匿名情報でサムスン電子グループの中のディスプレイを専門に製造するサムスン・ディスプレイが3兆ウォン(25億1千万ドル)の追加投資をベトナムの生産能力増強のために行う予定だと伝えた。
 一方で、サムスン・ディスプレイのスポークスマンはこのニュースに対してコメントを拒否した。
 他のある情報源も、イギリスのロイター通信にサムスン・ディスプレイがベトナムへの追加投資を検討中と明かしたが、この投資計画に関して何もコメントを加えていない。 
 ベトナムはサムスン電子とこのグループのたくさんの子会社のスマートフォン製造の大きな拠点である。これまでに、数10億ドルの投資がベトナムで既に行われた。
 アナリストは、「最近のウォンの価値の下落がサムスンの利益増加に貢献した。2016年第4四半期にウォンがドルに対して8.8%下がった時のことだ」との見方を示している。
 2016年にサムスンの株価は43%上昇した。これは、2012年以来最も高い上昇率である。その理由は、投資筋が、「スマートフォンのためのメモリーチップと有機発光ダイオードディスプレイの製品への需要が急増し、ギャラクシーノート7製品シリーズの失敗を『やわらげ』、売り上げ増加に寄与するだろう」と楽観したことにある。

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( 翻訳者:林弘晃 )
( 記事ID:3225 )