社会保護局(労働傷病兵社会省)の最新のデータによると、10の省が2017年の旧正月における飢餓救済のための米の支援を要請する公文書を提出したという。支援要請を受けた米の総量は23万2,143世帯分の計9,600トン以上。
　支援を要請した省は以下の通り：カオバン、イェンバイ、タインホア、ゲアン、クアンチ、ラオカイ、クアンガイ、ハナム、ビンディン、トゥエンクアン。
　これらは、旧正月での救済米の支援を要請した最終的な省ではない。社会保護局は、各省の支援要請を今も募集している。旧正月のための米支援要請の最終期限は、2017年１月20日である。
　労働傷病兵社会省次官のグエン・チョン・ダム氏は、2016年は自然災害の複雑な変化や熱帯低気圧、長期間の大雨が、特に中部や中部高原の、農業生産や人々の暮らしに悪影響を与えたと説明する。したがって、空腹に喘いだり、旧正月を迎えられなかったりする人が一人も出ないよう保障するため、労働傷病兵社会省は2017年の旧正月と年初の端境期に飢えが危惧される人々の世帯の総数を調べまとめるよう各省へ言い渡した。同時に、各地方自治体は飢えに苦しむ人々への支援が[テトに]間に合って届くよう地方予算を主体的に使用するよう求めた。

＜飢餓救済のための米の支援要請に関するデータ（2017年１月３日現在）＞
●23万2,143世帯：10の省における飢餓救済のための米を必要とする世帯数
●9,600トン：要請された米の量（トン）
●10省：2017年１月３日までに、2017年の旧正月における飢餓救済のための米支援を要
請する公文書を提出した省（カオバン、イェンバイ、タインホア、ゲアン、クアンチ、ラオカイ、クアンガイ、ハナム、ビンディン、トゥエンクアン）

　「労働傷病兵社会省は、今年、例年のように全ての省の報告を待たない。要請を出した省があれば直ちに労働傷病兵社会省が文書を政府首相に送り、人々に飢餓救済のための米をテトに間に合って届けられるよう決定の検討を求める」と、グエン・チョン・ダム次官は言う。
　地方の予算が困難な状況にある場合、各省や都市の人民委員会が早期に財務省、労働傷病兵社会省に文書を送り、支援を検討するよう政府首相に求められるようにする。
　2016年の丙申年の旧正月では、13の省で1万5,200トンの飢餓救済のための米の支援が100万人以上に支援された。

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（ 翻訳者:鈴木加奈 ）
（ 記事ID:3226 )