「もし毅然とした態度で対処しなければ、歩道の占拠は再び発生する」
2017年03月01日付 VietnamPlus 紙


 マイ・ティエン・ズン政府官房長官は、「歩道の占拠違反行為の処理は長い間行われてきたものの、成功しなかった。もし毅然とした態度でこれに対処しなければ、再び占拠されるだろう」と強調した。
 3月1日の政府記者会見において、政府のスポークスマンは、ホーチミン市指導部が人々のため歩道を取り戻すよう指示したことを歓迎するとの政府首相の意見を改めて示した。「人々は、その名の通り歩行者のための回廊、歩道を欲している。我々としては、この歩道は国家管轄権に属するものと理解している」とズン長官は述べた。
 同長官によれば、車両預かりや物売りなど、歩道の占拠は、「注意しなければそのグループの利益になってしまう」。そのため、歩道の占拠違反行為を解消することが必要であると強調した。
 しかし、同長官によれば、これは関係機関が今始めたことではなく、実際には、「処理し終わったらまた起きた。当局が占拠物を片付けたら、奴らはまた占拠した」という。
 ズン長官は、行政処分についても今初めて執行されるわけではないと述べた。同長官は、(当局が)処分の通知をし、強制執行日を通報し、その日まで待つという手続きは正しいが、(目下の占拠物処理は)住民にとって必要不可欠のニーズから行われているのであり、ホーチミン市の積極的な行動は支持される必要があると強調した。
 ホーチミン市指導部が現場に直接出向き指導を行っていることについて、長官は、「おそらく未だかつてなかったこと」であり、必要なことであると述べた。長官は、ホーチミン市の積極的な行動ののち、その他の地方省も歩道の占拠物の処理問題について、決然として対処していると述べた。
 ズン長官は、「もし、確固たる毅然とした態度で対処しなかったら、歩道の占拠物の問題は常時起きるだろう」と述べた。
 これより前の2月初め以降、ホーチミン市第1区人民委員会は皆で区に出向き、多くの検査を行い、歩行者用道路を取り戻すとの決意で、路上の占拠物について処分を行った。
 第1区人民委員会のドアン・ゴック・ハイ副委員長は、当局に歩道の占拠物の処分を直接指導した人物である。
 第1区政治養成センター前の植木、ATM機を壊し、ベンタイン区6街区の街区詰所を破壊し、商工省の南部ビル前の外壁を壊し、チャン・クアン・カイ通り上に作られた各世帯用の踏み台を壊し、歩道に駐車している青ナンバーの車両(訳注:公用車)を厳格に処理するといった、断固たる措置にも言及しなければならない。
 2月末、ビンタン区、フーニュアン区、第3区といった区(の幹部)も現場に出向き、都市の秩序を維持し、多くの幹線道路が込み入った歩道を歩きやすくするため、対策を講じている。

<背景注> 近頃ネット新聞などで、歩道の占拠物を破壊する映像も報じられ、特に上記のハイ副委員長が非常に厳格に対処している様子が公開されている。破壊行為はかなり強硬であることから、一部には「(路上で営業を営んでいる者など)人々の権利を尊重しておらず、強権的」等との意見もある。しかし、歩道でバイク、車の放置や出店、屋台などが公然と行われているのは、これらを取り締まるべき街区など末端地域の公務員や公安が、見逃す代わりに金銭を受け取るなど、汚職の温床となっている(本文の「グループの利益」に相当)とされる。本報道から、ホーチミン市の区レベルの試みを、中央がお墨付きを与えたものと理解され、今後一定期間は、ホーチミン市のほかハノイ市など大都市でも「歩道を取り戻すための占拠物の破壊」の動きが進むものとみられる。

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( 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 )
( 記事ID:3253 )