ガックマー海戦記念に際してチュオンサ(南沙)の元兵士300人余りが会合
2017年03月14日付 VietnamPlus 紙
ガックマー戦士追悼像
ガックマー戦士追悼像

 3月14日、チュオンサ(南沙)での戦闘にかつて参加した全国の元兵士300人余りが、ガックマー海戦の日(1988年3月14日―2017年3月14日)に際して、フーイエン省ドンホア県ホアタイン社において感激的な会合を催した。これはフーイエン省で開催された10回目の顔合わせである。
 会合で、かつての兵士たちは祖国のチュオンサ諸島・海域の主権を守り、戦闘し、暮らした日々を振り返り、悲運な島の話を語り合った。
 ガックマーでの戦闘と生活の日々について、チャン・ヴァン・フン氏(フーイエン省トゥイホア市)は、どれほど月日が経ってもチュオンサでの戦闘と生活の日々を忘れることはできないと吐露した。
 元兵士のレ・ミン・トア氏(ビンディン省クイニョン市)は、「ガックマー海戦からは何年も過ぎたが、除隊した後も、まだ生きている仲間たちは祖国を守る戦闘の日々を思い出し、胸中を語り、人生の多くのことを共有するために、再会を切望しています。私だけではなく、きっと他の多くの仲間たちも待ちわびています。これは神聖で心のこもった会合なのです」と打ち明ける。
 「チュオンサ兵士の会」の連絡委員長ダオ・テー・ティ氏は、慣例となり、こんにちまで「兵士の会」はチュオンサ諸島を守り戦闘した兵士の会合を開催してきた、と述べた。
 「今年、元の戦友以外に、わたしたちは1988年にチュオンサを建設した第83工兵中団の元兵士とも繋がりをもつようになり、和気あいあいとした会合がずっと維持されることを望んでいます」とティ氏は語った。
 今回の会合で、チュオンサの元兵士連絡委員会(会合を主催している組織)は、困難に直面している元兵士の家族と烈士ファン・タン・ズー(ガックマーの海戦で戦死)の身内などに10人分の贈り物を進呈した。

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( 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 )
( 記事ID:3257 )