コー・スゥエウィンを告訴するよう、宗教省にマバタが要請 (2017年4月5日 1,2)
2017年04月05日付 The Voice 紙

マンダレー 4月4日

 民族宗教保護協会マバタの指導僧ウー•ウィラトゥを中傷する記事を書いたとして訴えられている、Myanmar Now通信社の編集者コー・スゥエウィンを、告訴するよう、マバタが宗教省に要請した。
 「コー•スウェウィンという人物は、仏教について何もわからずに、衰退させようとする意図で行動したと考える。彼がそれを行った時も、直接謝罪に来るように言った。謝罪しないので、意図的に行ったのは明らかだ。そのため彼に対し宗教省として法的措置を講じるよう、僧侶方がお願いしているのだ。その他の部分に関しては宗教省がひき続き行なっていくことだ」と民族宗教保護協会の第二書記長である僧侶バンダンダピンニャーターミが話した。
 宗教省はコー•スウェウィンを告発すべきか、3月26日から意向調査を始め、今のところ賛成と書いた署名が8,800筆を超え、インターネットから賛成に投じた人は3,000人を超え4,000人近くいること、その署名に要請文を添えて、4月4日午後1時頃に宗教省へ送り届けたことを師が続けて述べた。
 「このように告訴するよう要請するのはウー•ウィラトゥ師1人を中傷したことに対するものではない。コー•スウェウィンという人物が話し書くことは、仏教に被害を与え仏教を滅ぼす可能性があるので、そうならないため行なうのだ。コー•スウェウィンを好きだ嫌いだという理由で告訴しているのではない」と師が重ねて話した。
 コー•スウェウィンが僧侶ウー•ウィラトゥに対し、「パーラージカ[訳者注:波羅夷罪。サンガ(僧団)における最も重大な罪。犯戒者はサンガを永久追放になる]を犯してしまったということが分かる」と同氏のSNSページであるBa Kaungに書いたのは、尊師の名誉を棄損したものであるとして、マバタのメンバーの1人であるウー•チョーミョーシュエが、マンダレー管区域、マハーアウンミェ郡区、第7番地区警察署に、電気通信法66条(D)に基づき告発し、訴訟を起こしている。

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( 翻訳者:金子愛 )
( 記事ID:3301 )