4年生と8年生の合格率は一部の州・管区域で99パーセント超え (2017年4月24日 2)
2017年04月24日付 The Voice 紙

ヤンゴン 4月23日

4年生と8年生の進級の決定において、県や管区域単位の試験成績で決定に至らず、毎月、および半年で行われる総合的な能力評価記録、学年末の試験の結果を合わせて評価する今年においては一部の州、管区域で合格率が99%を超えた、と該当する州、管区域の教育庁が明らかにした。

前年までは、4年生は県単位での試験、8年生は州単位での試験を行い合否を決めたところ、合格率が今年より低かった。一方今年は生徒の一年間の努力を無視するかのようなことのないよう、毎月、および半年での総合的な能力評価記録、学年末の試験の結果を合わせて評価し、進級の可否を決定した。

このような決定においては、生徒が進級できずに親の学費支出を多くさせないこと、小学校から中学校への進級率、中学校から高校への進級率を増やすことを目標にした、と基礎教育局の責任者らが述べた。

しかし、100%近くが合格しているため、不合格なしで進級させることを目標としているのではないように、そうした指示もないと基礎教育局の責任者の一人が述べた。

ヤンゴン管区域で8年生の試験を受けた89700人以上のうち89540人以上が合格したため、合格率は99.82%であり、4年生の試験を受けた105710人以上のうち105660人以上が合格したため、合格率は99.95%であった旨、同管区域の教育庁が明らかにした。

マンダレー管区域では、8年生の試験を受けた約80590人のうち約80560人が合格したため、合格率は99.96%であり、4年生の試験を受けた116441人のうち116440人が合格したため、合格率は99.99%であった旨、同管区域の教育庁が明らかにした。

シャン州ではチャイントン市を含め11の郡において4年生と8年生の進級者リストを発表したところ、8年生の試験を受けた全員が合格し、4年生の試験を受けたうち1人だけが不合格となった旨、同州教育庁、計画(監督評価)課の課長補佐ドー・キンニンウーが述べた。

「本教育年度に指示が変わったため、最後の試験で1科目受験しなくとも、半年での試験での点数を合計するので不合格者がいなかった。四年生で不合格となった子はマインピャ県出身だ」と同氏が述べた。

シャン州(東部)のチャイントン市を含めた11の郡では2016‐2017教育年度において、4年生の試験を受けた8412人のうち8411人が合格し、8年生の試験を受けたのは4442人おり、試験受験者全員が合格したと、同州教育庁の発表で明らかとなった。

幼稚園課程から9年生までの進級者リストを4月23日に発表したところ、外国にいるミャンマー人生徒850人が合格し、シンガポール大使館で受験し合格した人は540人以上、バンコクとチェンマイでは40人以上、クアラルンプールでは58人、東京では40人と最多であった旨、ミャンマー試験局から明らかになった。

4年生と8年生の全国合格率を知るべく、基礎教育局に本紙が尋ねたところ、一部の管区域と州からリストがまだ送られていないため全国総合リスト、総合格率をまだ計算できていない旨、責任者の一人が述べた。

今年、基礎教育レベルの学年 (10年生を除く)の進級者リストを発表したところ、前年まで段階評価付きの発表のなかった1年生、2年生、3年生、5年生、6年生、7年生、9年生について、今年はA、B、Cでの段階評価が付けられていた。

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( 翻訳者:土居涼香 )
( 記事ID:3354 )